2025年3月、私はラオスの首都・ビエンチャンの国際空港に到着しました。まず最初に考えたのは「両替しなきゃ…」。
空港の両替所で、日本円を30,000円ほどキープに両替。大きな札束になって返ってくるので、久々に“紙のお金”の重みを感じました。
ちなみにラオスでは、基本的にはキープ(LAK)が現地通貨ですが、観光地や一部のお店ではUSドル(USD)や中国元(CNY)も使えることがあります。
目次
■ ラオスで現金は必要?カードはどこまで使える?
結論から言うと、ラオスでは現金が基本です。特に屋台・トゥクトゥク・小さなカフェ・市場などではカードが絶対使えません。現地のPaypayみたいなコード決済はかなり発達してますが、観光客はNG。現地通貨(キープ)での支払いが主流になります。
一方で、観光客向けのホテルや一部のカフェ、オンライン予約済みのツアー会社などではクレジットカード決済が可能。お土産屋さんは相当きれいな、洗練されてるお店でのみ可能。ただし数パーセントのカード決済手数料を上乗せされるのも普通です。「カードは使えるけどネットが繋がらないから今日は無理」と言われることもあるので、あくまでサブ的な位置づけが安心です。期待しないでくれ。
■ 日本円からの両替はどこがいい?
空港でも両替は可能ですが、市内の両替所のほうがレートが若干良い場合もあります。
とはいえ、空港到着後に移動するためにある程度のキープを両替しておくのが無難です。私はとりあえず30,000円分を空港で両替し、その後は必要に応じて追加で調達しました。
■ キャッシングもおすすめ!ATMは至る所に
実はラオス、街中のいたるところにATMがあり、VISAやMasterCard対応の機械が多数。
キャッシングを使えば、日本で両替するよりもレートが良い。私は必要に応じてATMで現地通貨を引き出していました。数百円の手数料はかかりますが、使いすぎ防止にもなって結果的に安心。
☑ キャッシングは使い方を知っていれば便利
☑ 暗証番号が必要なので、事前に確認しておくと◎
■ キャッシングの実例 手数料込みのレートは?
私が実際にラオスでキャッシングしたときの金額はこちら
別画面で手数料もあり…
2,000,000キープをATMで引き出して、かかった日本円はトータル14,655円。
別の日に同じ金額(2,000,000キープ)を引き出したときは、トータル14,673円でした。
この金額には、ATM利用手数料・為替レート・クレジットカード会社の利息などすべてが含まれています。
ざっくり計算すると、1キープ=約0.00733円〜0.00734円くらい。
日本円からの現金調達方法としては、両替所に行くよりもATMキャッシングのほうが常に大金を持ち歩き続けなくていいので、おすすめです。
■ ラオスでの支払い方法まとめ
支払い方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|
キープ現金 | どこでも使える / トラブルが少ない | ものすごい束になるので、持ち歩きがやや不便 |
クレジットカード | 宿・ツアー予約で便利 / 為替レートが良いことも | 利用不可の店が多い / 通信事情で使えないことも |
ATMキャッシング | レート良 / 必要な分だけ引き出せる | 手数料あり |
■ まとめ:ラオスでは現金+キャッシングのハイブリッドがおすすめ!
ラオスではまだまだ「現金社会」。とはいえ、クレジットカードやキャッシングも適切に活用することで、無駄なく賢く旅を楽しむことができます。
ちなみに私のように、空港でとりあえず両替→市内で必要に応じてキャッシングというパターンがとても快適でした!
ラオスでのキャッシング手順はとっても簡単!
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ATMを見つける
ラオスのATMも、街中にたくさんあります。銀行の前や観光客の多いエリア、スーパーマーケットの入口付近にあることが多いです。タイほどカラフルではないけれど、目立つ場所に置かれているので見つけやすいです。なんか変にそこだけ目立たないように、古都ルアンパバーンではものすごく美しい木の屋根とか看板がついていることもあって、風情を感じましたw -
カードを挿入する
日本で使っているクレジットカードやデビットカードをATMに差し込みます。向きが逆だと反応しないので、マークを確認しながら慎重に。 -
言語を選択
基本的に英語とラオス語が選べます。英語を選べばOK。「中国語」も見かけました。 -
暗証番号(PINコード)を入力
いつも使っている4桁の番号を入力します。人目が気になる場合は、手で隠しながら入力しましょう。 -
金額を入力
引き出したい金額をラオスキープで入力します。100,000キープ、200,000キープなど、桁が多くてちょっと戸惑うかもしれませんが、慣れれば大丈夫!ATMによってはあらかじめ金額が選択肢として出てくることもあります。わたしは2回キャッシングしましたがいずれのマシンも「200,000キープ」の選択肢がMAXでした。ということは多額の現金を一度には引き出せないということで、もしいろんなアクティビティでたくさん使う予定がある場合は空港到着時に一気に両貝しといたほうがいいです。 -
手数料の確認
ATMによって異なりますが、キャッシングには手数料がかかります。私が使ったときは、1回あたり20,000キープ〜30,000キープ程度でした。画面にしっかり表示されるので、確認してから「YES」で進めましょう。 -
現金を受け取る
手続きが完了すると、ラオスキープがATMから出てきます。ついでにカードとレシートも忘れずに! -
為替レートに注意
キャッシングの場合は、カード会社の為替レートが適用されます。円安の時期はちょっと痛いですが、それでも日本で両替するよりもレートが良いことが多いので、うまく活用すると◎。現地で急に現金が必要になったときには本当に便利な方法です。
「現金はいくら持っていくべき?」「カードは通る?」と不安になることもありますが、ラオスは旅行者にやさしい国。ぜひ柔軟に対応しながら、自分に合ったスタイルで旅を楽しんでくださいね。