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静寂を楽しむラオスの魅力:タイとは似て非なる落ち着きのある旅

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静寂を楽しむラオスの魅力:タイとは似て非なる落ち着きのある旅

静寂を楽しむラオスの魅力:タイとは違う落ち着きのある旅

東南アジアを旅すると、国ごとに雰囲気の違いを感じるもの。タイは活気があり、バックパッカーが集まる場所では夜通しパーティーが続くことも少なくありません。でも、ラオスはまったく違う空気を持っています。

穏やかで静かなラオスの街並み

ラオスに降り立ってまず感じるのは「静かさ」。観光地としてのアクセスは決して良くはないものの、その分落ち着いた雰囲気が保たれています。年配や子連れでも安心して過ごせる環境で、しつこい客引きもほとんど見かけません。トゥクトゥクのドライバーも驚くほど穏やかで、押し売りのような雰囲気はなく、あくまで「声はちょっとかけたけど、もし必要ならどうぞ」というスタンスw カジュアルに表現するなら金にがめつくない・ギラギラとした感じがない、というかんじです。

刺激よりも穏やかさを求める人にぴったり

タイのように大音量のクラブや賑やかなバーが立ち並ぶエリアはなく、タトゥーショップや大麻関連の店も見当たりません。夜も比較的静か、昼間の交通量は本当に少なくのんびりとした時間が流れています。パトカーや救急車のサイレンもほとんど聞かないし、クラクションもゼロです。こうした環境だからこそ、旅人同士の交流もどこか穏やか。「東南アジアでハメを外しに来る若い観光客」というよりも、ラオスの自然や文化を楽しみに来る落ち着いた人が多い印象です。

穏やかなラオス、でも物価は確実に上昇中?

ラオスの静けさや落ち着いた雰囲気は変わらず魅力的ですが、訪れてみて感じたのは 「物価の上昇」。特に都市部や観光地では、前回いった12年前に比べて値段がじわじわと上がっている印象を受けました。もちろん、これは円安の影響もあるかもしれませんが、それだけではなさそうです。

ローカルな屋台や市場ではまだ比較的リーズナブルな価格で食事ができますが、観光客向けのレストランやカフェでは、「え、こんなにするの?」と思う場面が増えました。例えば、ラオス名物のバゲットサンド(カオチー)も、今では3〜6万キープが当たり前。さらに、トゥクトゥクやバスの運賃も値上がりしていて、移動コストもじわじわと増えています。

実際につかった金額リスト!(バンビエンでの価格)

2025/03/29 6300円

  • ブルーラグーン入場料:300,000キープ(約2,250円)これはパッケージツアーのオプションです。含まれてなかったのでその場でつけました。2人分。

  • 洗濯物:60,000キープ(約450円)1キロ30,000K×2キロ分です。夕方だしたら「翌朝11時以降にきてね」といわれました。こういうサービスはあるものの、コインランドリーは今現在ないみたいです。

  • 夜ご飯:300,000キープ(約2,250円) これは屋台ではなくちゃんとしたお店で2人分です。ビール1缶、牛ステーキ ポテト添え、

  • ラオス名物のラープ(Laab)ごはん付き 。ラープは主に刻んだ肉(鶏、豚、牛、魚など)や内臓をハーブや調味料と和えたスパイシーなサラダのような料理。おいしい!

  • お酒:20,000キープ(約150円)ビンにはいったもの。ホテルのフロントで買ったほうが目の前の商店より安かったwカールスバーグとラオス政府の合弁会社であるラオス・ブリューイング・カンパニーが出してるサイダーです。めっちゃ甘くてすごいおいしい。タイのSPYを思い出す。

  • お餅:10,000キープ(約75円)バンビエンのナイトマーケットでかったもの。もち米とタマゴでできてる五平餅みたいな感じ。素朴な味。

  • アイスクリーム:8,000キープ(約60円)Bing Chunというお店のソフトクリームがバカ安い!ふつうに日本と同じサイズなのになんでこんなやすい!?!しかも屋台とかじゃなくて普通にキレイなカフェです。他にはタピオカティーなんかを売ってました。

  • マッサージ+チップ:140,000キープ(約1,050円)フットマッサージ120,000+チップ20,000です。正直マッサージのレベルはタイのほうが平均レベルが高い気がします。

2025/03/30【かなり支出少ない日】1500円以下

  • お昼ごはん:36,000キープ(約270円)

  • コンビニ:44,500キープ(約335円)

  • コーヒー:45,000キープ(約340円)他のホテルのロビー併設の素敵なカフェでアイスラテをテイクアウトしました。東南アジアあるあるですがアイスのほうが微妙に値段が高いです(業者の氷を使うからかな?)

  • アイスクリーム:8,000キープ(約60円)Bing Chunというお店のソフトクリーム、前日にたべたのと全く一緒。この日も食べましたw常連さん。前日より断然でかかったwやった~

  • サンドイッチ:55,000キープ(約410円)

※ 1キープ ≒ 0.0075円で換算(レートにより変動あり)

それでも「安い」と感じるかは人それぞれ

東南アジアの中でも、ラオスはまだ比較的物価が安い国ではありますが、 「ラオスはめちゃくちゃ安い!」 というイメージで行かないほうが良いです。それでも、落ち着いた雰囲気や親切な人々に触れられる魅力は変わらず、少しの物価上昇があっても「また来たい」と思わせてくれる場所なのは間違いありません

この穏やかさがいつまでも続きますように

世界的に観光地がどんどん開発され、昔ながらの雰囲気が失われていく中、ラオスは今も静かで落ち着いた国のまま。人々の穏やかさ、のんびりとした空気感が、この先も変わらずに続いてほしいと願うばかりです。

ラオスの旅は、喧騒を離れてゆっくり過ごしたい人にぴったりの場所。アクセスの悪さを補って余りある魅力が、ここには詰まっています。

Author

THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.