語学学習って、続けること自体が大変ですよね。教材をこなしても、単語を覚えても、なんだかゴールが遠い気がする。でも、ふとした瞬間に「ああ、やっててよかった!」と思える出来事があると、それがものすごく励みになるんです。
今回のブルネイ旅行では、そんな「英語学習やっててよかったモーメント」がいくつもありました。
例えば、現地ツアーでガイドさんの説明をちゃんと理解できたこと。それでブルネイの歴史や文化が分かったこと。
配車アプリDARTのドライバーさんたちと楽しく車内の時間を過ごせただけでなく、会話を通していろいろイスラム文化をしれたこと。
アフタヌーンティーの予約を自分で電話でできたこと。完璧に通ってました。そしてアフタヌーンティーのあと、ホテルのマネジャーの方と自然におしゃべりできたこと。
特に最後の会話は、自分が積み上げてきたものが形になった瞬間のようで、本当に嬉しかったです。
アフタヌーンティーの後、ホールのマネジャーらしき女性と男性が席に来てくれました。「いかがでしたか?」と聞かれたときに、こんな感じの会話がありました:
「Did you enjoy our tea?」
「Yes, we did. I especially liked your hot meals.」(実はケーキより、おかず料理が美味しかったんです。野菜しか使っていないのに濃厚な味わいで、インド出身の元スタッフが作ってくれた料理の味に似ているな、と母とも話していました。)
「Thank you, Ma’am. Actually, our chef changed last year and he’s from India. So it’s a vegetarian-friendly menu and…」(そこからシェフについての説明が続きました。)
「ahh, that makes sense!….」
こんな風にちょっとした会話ができるだけで、語学を学ぶことの意義を再確認できました。これができたのも、小6から積み重ねた学習の結果だと思うと、もっと頑張ろう!という気持ちが湧いてきます。最初は公文のプリントから始めたと思います。
語学学習って、最初から完璧を目指す必要はないと思うんです。むしろ、毎日Duolingoを続けるとか、自分自身と約束した小さな「達成感」『ゴール』を積み重ねることが大事です。細く長く続ける。そして、それが人生の伏線回収みたいに、ある日ぽんっと報われる瞬間が来るんだな、と今回の旅で改めて実感しました。人生をかけて学び続ける意味が、ここにある気がします。
他の記事でもかいたことがありますが、わたしは大学受験のために相当な時間数を英語学習に費やしました。もちろん当時は全くしゃべれなかったけど、とにかく語彙と文法のすべての基礎はこの受験勉強という圧倒的な量がベースになってます。受験生の夏は、1日15時間勉強してたと思いますw(英語だけではなかったですが)
とにかく量をこなすことは大事だし、語彙がなければいつまでたってもなかなか楽しく話すレベルにはならないと思います。うーーんしんどい!笑
ブルネイだけではありません。マレーシア、フィリピン、シンガポール――この辺りの東南アジアの国を旅行していて感じたのは、英語が難なく話せる人がほぼ全員ということ。コミュニケーションが本当にラクで、いろいろなことを質問できるのがありがたいんです。現地の文化や背景について、短期滞在でも深く知ることができるのは、英語のおかげだなと思います。
各国とも英語教育のレベルが高くて、特にフィリピンなんかは英語を公用語の一つにしているだけあって発音も綺麗。ブルネイもそうです。英語を媒介にすることで多民族社会が成り立っているのかなと感じられました。どの国も読み書きだけでなく、会話できる実用的なレベルにまで落とし込んで、教育の質がしっかりしているんだなと実感しましたね。
そんな旅を経て、月末に控えたTOEIC試験へのモチベーションがさらにアップ!私も負けずに、英語の勉強を続けようと思います。やっぱり言葉がわかると、旅が何倍も楽しくなるし、理解が深まるレベルがぜんぜん違う。
英語って、本当に世界を広げる鍵なんだなと改めて感じました。