こんにちは。
ダニーです。
先日、広島菜漬け作りを体験してきました。
先日、広島菜漬け作りを体験してきました。
日本三大菜漬けの1つと言われている広島菜漬け。
信州の野沢菜漬け、九州の高菜漬けと合わせて、 そう呼ばれているそうです。
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信州出身のダニー、 野沢菜漬けがそんなに名が通っているということも知らず、
ましてや作り方も知りません。
遠い昔、まだ祖父母が健在だったころは、 2月の寒い時期に各家庭前に大きな桶を出して
水で洗った野沢菜を漬け込んでいる場面を見たような覚えは確かに あります。
そのときは、この寒いときに外で水仕事なんて、 なんて酔狂なことをと思った覚えもあるのですが
今では全く見かけなくなった光景なので、 テレビかなんかで見た場面と勘違いしているのかな? なんて思うほど。
それほど、今では野沢菜漬けが身近ではなくなっています。
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なので、せっかく広島にいるのだし、 広島菜漬け作りを体験してきました。
多分どのお漬物も大して変わらないと思うんですよね。作り方(^ ^;)
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さて、まずは収穫からです。
種は11月に植えたそうですが、 1月末に収穫の時点でとても大きくなっていました。
今年は暖冬だったこともあり、 いつもよりも大きく成長しているようです。
除草剤とかもあまり使われていないのかなぁ。
他の雑草なども結構生えていました。それらをかき分けて、 広島菜の根元を確認します。
包丁を斜めに入れ、ざっくりと根本から切りとります。
大きいだけあって、なかなか硬いです。
農家の方々、 普段から刈り取りのお手伝いをされている方がはひょいひょいとさ れていますがなかなか包丁が通りません。
腰を丸め、膝をまげ、力作業・・・これは大変だ・・・・切れた瞬間は爽快ですが、 永遠に続く畑を見ると軽くめまいがします。
人手も多く、順番の作業で助かりました・・・・
幼児はもちろん、小学生にとっても広島菜はとても大きく、 一度に運ぶのも2つが限界のように見えました。
収穫の際、できるだけ根本から切るように言われます。と同時に、外側の変色している部分は切ってしまうようにも。
後で処理すればいいんじゃないかと思っていましたが、 このまま洗わずに粗漬けに入るためでした。
大きな樽にどんどんと広島を入れていき、大量の塩も入れます。大きな大きな重しをクレーンで載せて、1日目の作業は終了です。
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それから3日後に再び集まり、水洗いをして本漬けになります。
塩と重しのおかげで、水はたっぷりと出ていました。
こんなに出るんだぁ。
前回は刈り取りをして、そのまま漬けたため、
葉の部分よりも、根本の部分に土が入り込んでいるので、 これも結構な重労働。長いゴム手袋をしても、冷たいものは冷たい。でも美味しい漬物のためにはここはキレイに洗わないとなりません 。自分も作業のお手伝いしながら、 小学生のサポートをしていましたが、キレイさよりも早く沢山洗うことに重点を置くお年頃の方々は洗いなおしてもらっ てばかりでした。これらの洗った広島菜を桶につけ、作業2日目は終了です。
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そして翌週。最後の作業に集まります。
この日は漬け上げてある広島を取り出し、袋詰めをします。重しで再び漬けられた広島菜は以前水洗いしたときよりもしんなり していました。一見少なそうに見えますが、 後から後から出てきて終わりが見えません(笑)
漬けている場所から袋詰め作業の場所までは小学生に運んでもらい ましたが、前回の水洗いとは変わり飽きているように見受けられました(^^;)
それでも何とか、袋詰めも終了です!
これらを安佐南区川内周辺のお店で販売するのです。
企業さんに指導いただいてはいますが、 素人が漬けたものですので、 通常よりもお安い価格で手に入ります。
しかもレシピ付き!!(小学生が考案したもの)
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実は今回の体験は小学校のPTC作業の一環でした。
種まきから苗の世話、 そして刈り取りから一連の流れを自分でできるので、 とてもいい体験になりました。
企業さんでも体験会がありますので、ご興味ある方、 参加されてみてくださいね!
個人的には、 広島菜は江波巻きにするのが一番美味しく食べれる気がします。
(ダニーの過去記事ご参照ください)
ひな祭りも近いことですし、 海苔巻きに広島菜を使われてみてはかがでしょうか♪