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とびしま海道・後編

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とびしま海道・後編

相方さんのお腹も満たされたことだし、岡村島をぐるっと一周して戻ることにしました。
途中見かけた正月鼻古墳公園の看板・・・・正月だから正月とついているのではなく、元々の地名の模様
(正月に周辺に集まって酒盛りをしたことが由来だとか)ここが気になりました。
後、車両侵入禁止地区の観音崎も。歯痛地蔵なるものもあったとか!ここにいくべきでした!去年からずっと歯の不具合に悩まされているのです・・・(^^;
次の目的地は、とびしま海道一番手前の島、下蒲刈島です。
ここからはダニータイム♬
6つの文化施設が周辺に密集している下蒲刈島。
時間がなくても、松濤園、白雪楼は見ておきたかったのです。
4か所を回れるお得な周遊チケットもあります。4か所以下の場合、都度入場料を払います。
JAFカードをお持ちの場合はご提示をお忘れなく☆
個人でも団体料金で入ることができます。その場合、4か所周遊チケットとの差額はあまりないそうです。
15時以降に入館される場合、最終入館時間の問題もありますので、お時間と体力を考えたうえでご購入ください。
今回、時間的にダニーは断念でした・・・・orz
気を取り直して!早速松濤園に入ります。
こちらも複数の施設からなり、地方から移築された豪商の日本家屋と海上交通において重要な役割を果たした御番所を復元したりされてました。
それぞれの建物も歴史があって良かったのですが、広島由来の方々だけでなく、山口や富山からも移築されていると聞いてちょっとずっこけ。
広島だけじゃあ、ないの!?
まぁ、そんなにここら周辺だけに力がもった人が多いわけではないのも分かりますけど(^^;)
松濤園を見学すると、いかにこの周辺が栄えていたのかが分かります。
ここ下蒲刈は、江戸時代に朝鮮通信使が来日した際に盛大におもてなしをして、来日を歓迎したようです。
その様子を再現した資料などを展示されていました。
入り組んだ場所だから、船を進めるのは大変じゃないのかなー?とか
横浜とか、大阪とか、大きな港はもっとあったはずなのに、どうしてあえてのここだったのかなー?とか
色々疑問にも思いながら拝見です。
その後に白雪楼を向かいます。
こちらには、入場料にお抹茶料金も含まれています。
2階からの景色がとてもよくて、ぼーっとたたずんでしまいました。
時間ないのに!(笑)
お抹茶が入ったら、受付の方がお声がけくださるので、お部屋を移動していだいてくださいね。
その後、白雪楼の上の、蘭島閣美術館別館近くまで上がり、景色を堪能した後は、周辺散策をしました。
福島雁木や観瀾閣などを急ぎ足で見て、戻りました。
観瀾閣が大きくて、立派で、その建物からも、ここら辺がいかに栄えていたかを想像させました。
入ってみたかったなぁ。公開とかないのかなぁ。
失礼ながら、島の生活ってもっと質素だと思っていたのですが、
さすが交易が盛んでいただけあって、周辺が活気があったことがうかがえました。
(観瀾閣は満州土木建築業協会理事長を勤めた故 榊谷仙次郎氏の別荘)
中心部から離れていても、その土地独自の方法で栄えていたのですね。
駆け足で回ってみたものの、約1時間は散策してしまっていたので、慌てて引き返します。
家族と合流した後、とびしま海道を後にしたのでした。
そして今回の度で知ってしまった、「かきしま街道」「さざなみ海道」
今度はそちらにも行ってみたいなぁと思います。
海なし県出身のダニー、海への憧憬はつきることがありません( ´艸`)

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THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.