さて、慌てて広場まで戻り、さっそく塩づくりスタートです。
予想通り、海水を煮詰めていくわけですが・・・・海水を濃くしている塩水と呼ばれる水を煮詰めるようです。この塩水、ただ海水を煮詰めて濃度を濃くしたのではなく、 プランクトンなどの不純物を取り除くろ過をしたうえで煮詰めてい るとのこと。海水煮詰めりゃできるでしょと思っていた浅はかな自分が恥ずかし くなりました。そりゃあ・・・色々と浮いていそうですものね、海水。ろ過作業、 大切ですよね・・・
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作業自体はとても単純で地味な作業です。塩水をひたすら混ぜて、水分を飛ばしてくだけ。ですが、一度火をつけると、 焦げ付き防止のため手を休めることはできません。ひたすら混ぜて、ひたすら混ぜて・・・・水分が少なくなってくると、透明だった塩水が白濁してきます。そして塩がポップコーンみたいに、 鍋からちょっとずつ飛び出してきます。ここで驚かず、手を休めずに加熱し続けます。塩の水分が減ってきたところで、火を消して、 残りの熱で水分を飛ばしていきます。飛ばしきれない場合は、 さらに火を入れて飛ばして混ぜての繰り返し。非常に地味です。ですが、なかなかに大変。 ですが出来上がったときは感動しました!!そして、なんていうかしょっぱいにはしょっぱいのですが、 少しマイルドなような?とがってない味のような?自分たちで作ったというフィルターがかかっているせいもあるので しょうが、とても美味しかったです♪
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今回は小さな土鍋なのでできなくはないですが、 機械化されていないころは大きな鍋で作るとなるとかなり過酷な環境だったであろうことが想像されます。塩水からだんだんと塩ができていく様は大人にも( もしろ大人の方が)感動します。
そして自分が作った塩ともなると、 たかが塩結びでもとってもおいしい!!ご興味ある方、ぜひトライされてみてください!! とってもおすすめです♪
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こちらの島からも瀬戸内の海に浮かぶ沢山の島々を眺めることがで きます。脳裏にしっかりと風景を焼き付けました。本当にキレイでした。
帰りの船もかなりの乗客の方がおられました。
広場や遊歩道ではこんなにお見掛けしなかったように思うのですが 、皆様どこに行かれていたのだろう・・・
そして帰宅前にもう一件だけ・・・・阿伏兎観音へ立ち寄りをしました。
安全な航海だけでなく、 子授けや安産の神様として大切にされています。今の我が家にはどれもお願いすることではないのですが・・・・ 本堂の立地がなかなかスリリングと聞いていたので、 ここまで来たついでに向かってみました。
・・・・結果、
すごく怖いです。
回廊が微妙に傾斜があること、手すりが引くこと、すぐ下が崖& 海であること突風にあおられようものなら、 人なんてすぐに落ちてしまいそうです。ジェットコースターよりも肝が冷えると思います。
ですがそんな怖い思いをして登った場所からはとてもキレイな風景 が見えます。
高所に恐怖を感じない方はぜひ訪れていただきたい場所です。
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鞆の浦にも見所はたくさんあり、 なかなか一日でまわりきることは難しいと思いますが・・・・より静かに過ごされる場合、仙酔島はとてもおすすめです♪
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阿伏兎観音