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福岡・長崎旅行 中編

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福岡・長崎旅行 中編

Danny
4-1
因みに、この日の午後は軍艦島クルーズでした。
前日の金曜に全国的に雨に見舞われていたので、どうなるか心配だったのですが・・・・
加えてダニーと相方さんは雨夫婦orz
一応空はもっているし、何よりも午前便は出発したとウェブ上で確認していたので、まぁ大丈夫だろうと思っていました。
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フェリーの時間は13時過ぎだったので、とりあえずランチをすることに。
ちょうどその週の秘密のケンミンショーで長崎をやっていて、紹介されていたお店に行ってみました(ミーハーなんで!)
ツル茶ん
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さすがテレビで放送されたばかりのお店、ひっきりなしに人がやってきますし、ウェイティングのお客様も常に発生している状態。
ですが、皆さま、名物のトルコライスを食べてすぐに席を立たれているので、回転は悪くありません。思っていたよりも早くお席につける感じです。
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プレートが大きそうだったので、2つと子ども達ようにデザートを注文。
この後舟にも乗るので、少し控えめにしておきました。
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運ばれてきたのは・・・・子どもの夢がたくさん詰まってそうな、だれも嫌いな人がいないだろう!この内容!!という中身。
カツ、スパゲティ、カレー!!
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4-3
皆で美味しくいただきました♡
食後のミルクセーキも♡
こちらのお店は、もともとミルクセーキが元祖のお店だったようですね。
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外から見るよりも中はひろく、ノスタルジックなお店です。
レトロな椅子やテーブル、ちょっと薄暗い店内が雰囲気があってよかったです。
長崎といえばちゃんぽんでしょ!というダニーと、中華街に行こうよ!という相方さんではこのお店にはたどり着かなかったでしょう。
タイミングの良さに感謝!して、次はフェリーのりばへと向かいました。
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中華街を通り抜けて歩けないこともなかったのですが、時間が微妙だったので路面電車を使うことにしました。広島で結構なれてきたダニー家族。
初期には路面電車を見るとやたらとテンションが上がってしまいましたが(笑)、広島になじんできたんだなぁとなんだか嬉しくなってしまいます。
長崎も広島なみに路面電車が多いように感じられました。これは車でこなくて正解だったかも・・・・
路面電車と併走して走るのっていまだに緊張するのです。
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港前の停留所で下り、ダニー家族の乗るツアーを探します。
おおあった!一番手前にありました。
今回、ダニーは「軍艦島コンシェルジュ」さんをチョイス。
一番上陸率(注:軍艦島周辺は海流の流れにうねりがあったり、岩がごつごつしているため、舟が出向できても島に上陸できるかは別問題なのです。島について観光できる確率を上陸率と呼んでいるそう)が高い会社さんを選びました。
と言っても3歳児がいる我が家は他に選択の余地がなかったのが本当のところです。他社さんは未就学児は船には乗れても上陸禁止で船内待機だったり、そもそも乗船不可だったりしていたので。
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しかもこの日が我が家のお嬢さんの誕生日で、この日から乗れるようになったのです。
彼女の記憶には一切残らないのでしょうけど(涙)
そして上陸率の高さと船の安定性(揺れが少な目)を謳っているだけあって、他社さんより気持ちお高いです。
ご興味ある方、これらを加味してツアーをお選びくださいね。
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因みに、舟は早いもの順で席が決まっていきます。
乗り込む順番は、受付が早い方からになるので、大人数でまとまって座りたい方は先に乗船できるよう、早めに集合された方が良さそうです。
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・・・・が、
その分、他のお客様が乗り込まれるのを待つ必要があるので、船内での待ち時間は長くなります。
湾内はとても波が穏やかで、揺れを全く感じなかったので問題はないと思いますが。
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因みにこの日の午前、フェリーが出向していることは前述していますが、なんと上陸は敵わなかったようです。
え、この会社でもダメだったって、そんなに海が荒れてるの!?ちょっと緊張感が走りました。
案内のスタッフさん曰く、うねりと波が高く、十数名が船酔いとなり嘔吐する方も数名おられたとか・・・・
そうは言ってもなんとかなるでしょ!と、この瞬間までたかをつくくっていたダニー、これはマズいと相方さんをドラッグストアまで走らせました。
で、ちゃっかり酔い止めと炭酸水(個人的に気持ち悪いときはスッキリする)で準備万端にしました。
幸いなことに、午後の揺れはそこまででもなかったため、実は結構乗り物に弱いダニーですら無事に過ごすことができました
往路も復路も、薬のおかげかウトウトして過ごすことができたことが大きかったのだと思います。
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そしてもし、お誕生日の方がおられましたら、お祝いとしてお席をリザーブしてくださると思います。
ダニー家族がそうでした☆
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ダニーは一番ベーシックなチケットでしたので、船内と船尾のみでの軍艦島撮影になりましたが、
少しグレードを上げると2階席に座り、船の前部分でも撮影が可能でした。
ですが、こちらのお席は季節とお天気を考慮して予約されてくだだいね。
寒いと言って、船内に入ってきたお客様が数名おられました。
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さぁ、酔わないように、心の底から祈りつつ、いよいよ出航です!
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湾は本当に穏やかだったので、余裕なんじゃない?って思っていましたが、沖に出ると本当にすごい波でした。
フェリーが水平を保ってられず、常に右か左かにナナメになっている状態。
気持ち悪いというよりも、ちょっと笑ってしまうほど。
え?本当に?こんなに揺れる?これ大丈夫なの?と(笑)
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なので目をつぶって身体が傾いていることを視覚で確認できないようにしました。
そうこうしているうちに、うとうとしていたようです。
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ガイドツアーさんの、島が見えてきましたの声で意識を取り戻し、後尾へ行って写真もばっちり撮れました!
ここまでくると、さっきまでの波が少し落ち着いたように感じました。
4-6
そして・・・軍艦島というニックネームを冠されているように、本当に軍艦のような形の島に感動しました。
ここで鉱山を掘って暮らしていた人たちもいたんだなぁ・・・・
周りの島々も鉱山だったようですが、今は当時の建物は全くないようで。
きちんと保護されているから、今もこうやって当時の風景を見ることができるようです。
影で活動されている方々に感謝ですね・・・
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だんだんと島に近づき、そして緊張の瞬間・・・・
無事に島につけることができるか!?
乗客が固唾を飲んで見守り、船員さんたちがロープを投げたたり橋をかけたりと忙しく動く・・・・
船長さんの粘りのおかげで!無事に船をつけることができました!
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失礼を承知で申し上げると、船長さんがあまりにをお若かったので、驚いくと同時に「大丈夫なの!?」とも思っていたのです・・・
午前は上陸が叶わなかったので、午後こそは!とおっしゃられていたように、頑張ってくださり、本当に感謝です。
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うわーーーーー!!
やった!良かった!
ここまで来て無駄にならずに、本当に良かったーーーーー!!

4-7

島で残っている部分はたくさんありますが、公開されているのはほんの一部なので、見学は思っている以上に早く終わります。
ただ、1つだけ雨の日の後で良かったと思ったことが。

4-8

普段は現存している建物は塩をふいているようです。だから全体的に白っぽくみえるのだとか。
実際、ポールにも塩がついていて、小さい人たちは「しょっっぱいー」と言いながら舐めてました・・・・
ですが、雨の次の日だと建物そのもの色味が綺麗に見えるようです。
フェリーが出るか出ないか、出ても上陸できるのか、心配だらけの雨の翌日の観光でしたが
そんな話が聞けて面白かったです。

4-9

帰路は更に波が穏やかになったのか往路よりも揺れが少なく感じました。
因みに、船内のお席は再び早いもの順になるので、島の観光に出るときには荷物を全て持ち出す必要があります。
どこか特定の場所に座りたい!という希望があるのでしたら、一番奥の見学場所であるアパート群を見ているときに、
あまり奥まで行かない方が舟に戻りやすいと思います。
ここでも誕生日特権を発揮させていただき、今回は席の心配をしなくて良かったこともありがたかったです。
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そして個人的にですがー・・・・
広島からですと、大野久島への小旅行で十分だと思います。
軍艦島ですと、フェリーでのツアーですのでお金もかかる、時間もかかる、そして上陸できる保証がない、何よりも好きに見学ができないからです。
一方大野久島ですと、上陸の心配はありませんし、うさぎと戯れるもよし、廃墟を見たいならばじっくりと時間をかけて見てまわることができます。
あくまで個人的な感想ですが・・・・参考にされてみてくださいね。
陸に戻ると時間はすでに16時過ぎていました。
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【後半へ続く】

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THE EVERGREEN HOSTEL, Hiroshima JAPAN
原爆ドーム徒歩5分!広島中心部のフレンドリーなホステルです♬
Only 5 minutes walk from the world famous “Atomic Bomb Dome”

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THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.