休憩後はクイズの時間です。
これが意外に難しい~!!。牛乳の味が季節や時間によって違うとか、1日に1頭あたりどれだけのお乳が搾られるとか、なかなか日常の生活には関わらないことが多いですものね。その中で印象に残ったのが、牛乳パック容器の上部にあるくぼみの問題。こちらは「切欠き」と呼ばれ、目の不自由な方や高齢の方が不便を感じないよう、平成13年から乳業メーカーで導入されたとか。因みにこの切欠きが付くのは、500ml以上の屋根型の紙パックの牛乳のみ。加工乳や乳飲料には付いていないとのこと。そういえば見たことがあるかも!?でも、目が慣れてしまっていて何かも考えたことがありませんでした。こういうマイナーチェンジをして、多くの方が使いやすいように改善されておられるのですね~。
残念ながら全問正解の人はいませんでした☆全問正解したら、何か景品があったのかも!?(笑)
さて、最後は場所をかえてお待ちかねのライン見学です。ラインは写真撮影不可とのことですので、説明文だけでお楽しみください。
閉鎖が決まっているからか生産量を落としていっているのか?残念ながら全てのラインは動いていませんでした。廊下側からの見学になるのですが、部屋の一番奥の機械が動いているのみ。もっと活気があるラインを想像していたので、これは少し残念でした。とはいえ、小さい人達が見えやすいように台もご用意くださっていましたし、大きい機械が動くさまに大人も興奮して皆で楽しむことができました。
何か不備が生じると、大音量の音楽が流れたうえに赤いランプが点滅して周りの人に知らせてくれるようになっているそうです。ラインはおおまかに3つのお部屋に区切られていましたが、各部屋を一人で管理されているとのこと。こんなに広い部屋、管理するのが大変だろうな・・・と思っていたのでフォロー体制に納得でした。
規格はずれは自動的に破棄されるとのこと。どれくらいの割合で破棄が出るのか聞いてみればよかったなぁ。飲料ってどういったものが規格はずれになるのかしら?
23時間中4~5交代で操業され、そのうち4時間は機会の清掃に費やされるとのこと。牛乳は栄養価が高いため、最近が繁殖してしまうと一大事になるので清潔第一で徹底して行われているとのことでした。夏場は特に大変なのだと思います。
また、大変なのは停電で、生産途中の製品は破棄しなくてはならなくなるとか・・・きっとすぐにバックアップシステムには切り替わるのでしょうけれど・・・・今の日本は本当に電気なくては生活できないのだなぁ・・・・と改めて思いました。
見学させていただいた時間帯は牛乳をパックに詰めていました。詰められてもすぐに出荷・・・とはならず、店頭に並ぶのは2日後になるとか。その間はサンプルが抽出されて検査になるとのことです。日本の品質の高さを垣間見ることができました。
これで見学が終了となり、解散となります。
お土産もいただき、楽しく学ぶことができた時間でした♪
大人になると工場見学に来る機会なんて滅多に無いので、とても良い経験になりました。
工場見学は3月までですが、まだ空き日程もあるようです。15名以上からになるのが大変ですが、お時間ある方は行かれてみてくださいね。
グリコ乳業さま、ありがとうございました!