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鞆の街歩き 前編

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鞆の街歩き 前編

こんにちは。ダニーです。

3月といえば、桃の節句。お雛様の季節ですね。
すでに過ぎてしまっているのですが・・・ダニーの地元信州では月遅れで祝っていたため、4/3にお祝いでした。ですので、なんとなく1ヶ月は楽しんで良いような気分になっています。お人形も長く飾っておけますし。

当時のトレンドもあり、実家には祖父母からいただいたお雛様は7段飾りで豪華なものです。ですが、自分が地元を離れてしまってからは、出し入れが大変なこともあり、しばらく見ていません・・・ので、豪華なお雛様を見たい!という、欲求を満たしに「鞆・町並ひな祭り」へ行ってきました。

会場は、行ってみたい、行ってみたいと思っていた鞆!テンションもあがります。有名な常夜燈は絶対にはずせません。

鞆の町並みひな祭りですが、約1ヶ月もの間、商家や民家にたくさんの趣向を凝らしたおひな様が並び、道行く人々の目を楽しませてくれます。民家って、本当に普通のご自宅!にも関わらず、見ず知らずの観光客に開放してくださったり、手作りの雛人形を飾ってくださっていたり・・・・16回目とのことですが、既に10年以上も地元の方々の力で続いているって、すごいです。

手作りのお人形を展示されていらっしゃる方も多数おられました!
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こどもが喜んで見ていたので、持っていって~持っていって~と数体いただいてしまい・・・申し訳なかったです。もちろん、自宅で飾らせていただきました♪
ご高齢の方が趣味で・・・と、作っていらっしゃったのですが、もう歳だから今年で最後なの・・・と、お話くださった方も。ダニーも不器用なので他力本願になってしまいますが、ぜひ若い人にもこういったイベントに主催側として参加していただきたいなぁと思いました。

昭和後期のものは見慣れていますが、昭和初期、大正、明治のお雛様は、その時代のトレンドなどもあり、とても面白いです。お雛様の頭の冠?がやけに大きかったり、お雛様とお内裏様の座る場所がとてもきらびやかだったり・・・
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こちらは立ち雛。
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また、昔はおもちゃの1つでもあり、性教育の1つとしても使った、貝殻の絵合わせなども見ることができました。

昔は「上巳の節供」とも言われていました。女の子の節供と決められたのは江戸時代。それよりずっと昔は女の子だけでなく、男の子も大人も参加していたとのこと・・・時代が下ると、武家や庶民の間でも 「雛祭り」 が行われるようになり、人形もゴージャス化していったようです。そして次第に家の財力を誇示するアイテムになっていったとのこと。ご本人たちの見栄もあったのでしょうけれど、ノせられて、どんどん豪華絢爛になっていってしまったような・・・?商業臭を感じます(笑)

お店によっては、数十年前の三越のお雛様販売のチラシをお持ちで、それも飾ってくれてありました。飛び出すカードになっていて、とてもおしゃれなのですよ。これを考えたってすごい。販売促進しそうだな~
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鞆の浦は、空襲にあわなかったらしく、昔のお人形も状態よく残っているとのことでした。町並みも美しく、散歩しているだけでも楽しめます。この町並ひな祭り開催中は特に散策を楽しめることと思います。

後半に続きます!

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THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.