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熊野町 筆工房

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熊野町 筆工房

こんにちは。ダニーです。
先日、熊野町へ遊びに行ってきました。

熊野町といえば、化粧筆で名がしれていると思います。本通りにも、筆を専門に取り扱っているお店がありますね。
広島筆センター
広島市中区大手町1丁目5−11
082-543-2844
67559
本店がある熊野町では、書道用の筆の工場見学や化粧用の筆の体験ができると知り、行ってきたのでした。

まずお伺いしたのが、仿古堂さん
安芸郡熊野町出来庭10-6-23
082-854-0003

67560書道用の筆を作っているとこを見学することができます。
工房の名前通り、完全手作業でした。過程とか、仕上げとか、どこかしら機械の1つや2つ入って使われているのだと思っていましたが・・・・毛の選別から、それらをまとめて持ちてにつけるまで、全て手で行われていました。これは・・・・なんて時間のかかる・・・!!!場所も工場というか、工場というか、普通のオフィスなんです。会社で使われている、スチールのデスクに向かい、皆様作業をされておられました。

今は書道を嗜む方が減少傾向にあること、少子化などで学童筆の需要も少ないことから、企業としてだんだんと化粧筆に比重をかけるようになっているとおっしゃられていました。確かに・・・しかも筆って、1度買うとそんなにすぐには買い替える必要はないんですよね。ダニーは小学生時代に書道教室に通っていたので毎週使っていましたが、1年は使えていたと思います。
67561新しい筆は嬉しくてわくわくして、おろしたてを使うのはそれはそれは楽しみだった、あの感覚だけは残っているんですよね。

筆に使われる毛は、主に中国から輸入されているとのことでした。色々な動物の毛がありましたよ。
こんなに多くの種類は必要ないような気がしますが、工房は「面白い線がかけるから」とおっしゃられていました。数はでなくとも、玄人には色々な筆が求められているのでしょうか。多くの種類をたくさん作られるって、本当に大変だと思います。67562

筆は毛の選別をし、それらをまとめ、乾かしてから持ち手につけて完成です。
言葉にしてしまうと、なんだそれだけの過程?となりますが、一つ一つの作業の細かいこと・・・・!簡単そうに見えて、手が慣れるまでは大変なのだろうと思います。しかも手作業になるので、作業している方の後ろやら横からそっと見るわけです。どうぞとは言われたものの、視線が気になって、作業に集中できなくなるのではないかと申し訳なかったです・・・・(^^;)
快く見学を受け入れてくださった仿古堂さん、ありがとうございましたm(__)m
※見学は1週間前までの予約で、営業時間内であればいつでもご対応いただけるとのこと

今回はちょうど繁忙期にあたってしまい無理でしたが、5~12月の間は自分で筆を作ることもできるようですよ!機会があれば次回挑戦してみたいです♪

次に向かったのは、晃祐堂さん。
広島県安芸郡熊野町平谷4丁目4−7
082-516-6418
こちらでも書道用の笛と、化粧筆を作られております。そしてお伺いしたの67563は、化粧筆をメインで作られている、筆工房。
先にご紹介した、仿古堂と目と鼻の先です。熊野町のメインストリートが34号線のようですが、その道沿いにたくさんの筆企業があります。その様子を見るだけでも、楽しいかもしれません。
当日ふらりと行くことはできかねますが、前日までの予約でご対応いただけます。67564
予定が見えにくい方にもありがたいですね!HPには筆作り体験の所要が45分、工場見学の所要が約30分となっていますが、トータルで1時間もかからずに終了できます。というのも、筆を仕上げる最後の作業は工場の方にお願いすることになり、それらが全て終了する時間が45分なのです。立て込んでいなければ、30分程度で出来上がってくると思います。待ち時間の間に、工場見学をさせてくださるので、非常に時間効率が良いなと感じました。

さて、話を筆体験に戻しましょう。67566
まずは自分で好みの色を決めます。
動物の毛に、肌に刺激の少ない色をのせている毛から選びます。
それを型にはめて・・・・
ひたすらトントン!
すると、なんだか花の形に!!整えながらトントンして、トントンして・・・・67567最後に紐できゅっと結ぶとできあがり!!
思ったよりも簡単でしたが、自分で作ったとなるとテンションがあがります♪

仕上げをお願いして、次は工場見学へと進みます。
 まずは毛の選別をして、まとめているお部屋。全体の4~5割は商品として使えずに廃棄になるそうです。チクチクして肌には使えないとのことですが・・・・
67568最近はストラップに使っておられるようですよ。工場見学のお土産として、小さいお子様にいただけます♡フォルムが丸くコロンとしていて、可愛いですね(*´艸`*)

2階へ上がり、毛をまとめて束ねているチーム
まとめた毛のガムテープでぺたぺたして、抜けやすい毛をとっているチーム、
それらを持ち手に付けているチーム
そして最終検品をされているチーム
と、分かれていました。

完全分業制なので、みっちりと研修をして3か月で独り立ちできるようにするとのことでした。
3か月でできるようになるのか・・・だんだんと目も手も慣れていくのかな?
 因みに最終検品ではじかれたお品物は、1階のショールームにてアウトレットとして販売されるようですよ。掘り出し物があったりするので、ご存知の方はたまに立ち寄りされているようです。確かに、アウトレットは半額程度で購入できるので、お安かったです♪

1階に戻ると化粧筆が出来上がっていました。わーい!67570当日中は触らずに乾かして、翌日以降にお使いくださいとのことでした。
最後はショールームを見せていただき、洗顔ブラシたるものを購入しました。ズボラな我が家、絶対に使わなくなる自信がありますが(笑)企業の応援で購入。でも1000円ですが(^^;)余談ですが、お嬢さん(3歳)がそれはそれは嬉しそうに使っています。石鹸を泡立てて、頬や鼻にのせて洗い流すだけなのですが、お化粧をしているようで楽しいようです。女の子には喜ばれるのかもしれませんね。

でもそもそも不思議だったのが、原材料を輸入や他県から購入しているこの場所が、なぜ筆の産地になったかということ。農業の閑散期に奈良や兵庫で仕入れた筆・墨を持ち帰って販売していたようです。その後、政府が製造・販売を奨励するようになってからは、作り方を学んでその工程を地元に伝えたものがおり、拡大していったそうです。何でわざわざ関西地方に出向いての筆だったんだろう?同じ広島県下である、紙漉きとかではだめだったのかな?と、新たな疑問も浮かんできましたが、それ以上については分かりませんでした(^^;)

675693月初旬現在はコロナの影響で閉館されている、筆の里工房に行かれてみると、もっと詳しい歴史がわかるかもしれません。
筆の里工房
安芸郡熊野町中溝5丁目17−1
082-855-3010
体験や工場見学、とても楽しかったです!
 市街地からですと少々距離もありますが・・・是非、行かれてみてうださいね♪

Author

THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.