こんに
ちは。ダニーです。
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先日、山繭織(やままゆおり)体験へ行ってきました。
織物体験は、羊毛と木綿ではしたことがありましたが。繭からとれる、シルクは初めて!!
何よりも、繭から実際糸をつむぐところから始められると聞いて、興味しんしんです!!
地元長野は昔は蚕の飼育がそれなりに行われていたようです(昔はどこでも結構されていたのでしょうか)中学の同級生にも家族がやっていたという人がいました。可愛いんだよ!とは聞いたものの、当時は、虫でしょ?蛾になるんでしょ?そんな話聞きたくもない・・・・と思っていましたが人は変わるもので(笑)喜び勇んで体験に参加するまでになりました(^^;)
一番のキッカケは、山繭のお話会があったのだと記憶しています。日程的に参加が難しかったため、個人での指導をお願いしました(有料です)安佐北区の古民家を再利用し、地元の有志の方々が集まって、口頭伝承を繋ぎ、新しい商品を考えておらるとのこと。スタッフは高齢の方々が多かったですが、活気にあふれ、皆さんワイワイと楽しそうに活動されていました。こういった活動は地域の活性化だけでなく、横のつながりにもなるので、独居老人の方の所在確認にもなってとてもいいことだと思います。
安佐南区から安佐北区まではあまり距離はありませんが、
到着すると早速、山繭から糸を紡ぎます。蚕と同類ではありますが、同じではないようで、これを水で濡らして、糸をほぐしていくわけですが・・・・やっぱりね、難しい!!見てると楽なように感じます。が、実際やるとなると・・・・力を入れすぎると糸が切れそうになるし、
羊毛をやったときも思いましたが、
あ、あとこの糸紬でポイントになってくることは湿り気です。ですので、ちょこちょこと水に浸して濡らしておかないとなりません。糸が切れにくくするためなのでしょう。これも、必死にやっていると忘れがちになってしまうんですよね(^^;)いくつものタスクを同時進行することの難しさよ。
やっとの思いで糸を紡いで、次はコースター作りになります。こちらの織機を使いました。内心、余裕だと思っていました。過去に経験ありますしね


・・・・が、こちらのスタッフの方々は本気度が違います!今までも体験ではありましたが、「いいですね!」「キレイですね!!」というお褒めの言葉でおだててくださいましたがこちらでは「ここは力が入りすぎてる」「ここはもう少しキツくしてもよかった」などのアドバイスが多め です。
より美しいものを、より満足してもらえるコースターを作って欲しいという気持ちがひしひしと伝わってきます。
より美しいものを、お陰で(ダニー的には)
機織機は、卓上の小さなものではなく、出来上がったコースター!ここで終わりかと思いきや、最後に縦糸を止める作業が残っています。この日の作業の中で、これが一番大変でした(-_-;)細々とした作業はキレイではないのですが、糸を結ぶ、とめるって・・・・ダメなんです。全然(-o-)なかなか止めることができずに四苦八苦・・・・やっと全て完成したときには、指の先がしびれてました(汗)
そうして遂にコースターの出来上がりです!!山繭の緑がキレイ♡
2月からは、隔週土曜に体験を実施されているとのこと(コロナの影響で変則的になっている可能性もあります)事前予約が必要になり、申し込み多数の場合は抽選になるとのことでした。公民館主催のお話会から興味を持たれた方が増えたようで、ダニーはその過渡期に受講できたのでした。ご興味ある方は、ぜひ行かれてみてくださいねー!
可部山まゆ工房
広島市安佐北区可部東2丁目28−8



