蜂蜜搾り会場は、 玖島の地域おこしのために作った拠点となる古民家 川上BASEでした。
途中までは、対向ができる道でしたが、 進むにつれて雲行きが怪しくなってきました。
え、これ進めるのか・・・!?
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本当にこの先に活動拠点になるような場所があるの? 民家ばかりよ?
不安の波が次第に高くなり、ビックウェーブ!になりそうな頃、 見つけました!川上BASEの看板!!とお出迎えのかかしさん。
うわーーーーん!!
良かった!!
良かった!!
すごく迷うことなく到着できて!
脱輪せずにつくことができて!!
ご案内くださったのは、ハニープラス代表の島さん。
笑顔が素敵な蜂蜜のエキスパートです。
お母さまは蜜蝋のエキスパートとのこと。
そもそも、蜜蝋を量り売りしてくれる場所を探していて、 こちらのお店を教えていただいたのでした。
今までは購入したチップやブロックなど精製されたものしか入手し たことがなかったので、 どうやって精製するのかすら疑問だったのです。
話の流れで、 精製もさせていただけることになっていたのでとても楽しみにして いました♡
こちらで飼育されてたのは、西洋ミツバチとのこと。
日本ミツバチは本当に飼育が難しいようです。
でも簡単に箱に入ってくれるわけではなく、 待たないといけません。
そんな大事な蜂蜜を秋の始めにイノシシの襲われてしまったそうで ・・・
もう少し熟成できる蜂蜜の量が減り、 熟成度が高くない蜂蜜になっているとおっしゃられていました。
でも、 ダニーは熟成度が高くなく若いハチミツの口当たりの方が好みでし た。
一番美味しかったのが、今年の春の桜のハチミツ。
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近くに咲く花から蜜を集めるので、 花の種類が違うことから生まれる違いだそうです。
既に完売されているとのことでしたので、 来年の初夏頃の発売を楽しみにしようと思います!
さて、早速蜂蜜搾りにとりかかります。
まずは巣箱から取り出した板の蜂の巣をがりがりして蜂蜜が垂れる 状態にします。
この板を機械に入れて、ぐるぐる回ることで、 その遠心力で蜂蜜を機械の側面部に飛ばし、 下に垂れてくるのを待ちます。
これで出来上がりではなく、 より綺麗に口当たりの良い蜂蜜にするためにもう一度こし器でこし ます。
人間にとっては、ひとくくりで蜂蜜とまとめてしまえるけれど、 色によってそれぞれの状態が違うとのこと。
黒っぽいところは、集めてきたばかりでまだ熟成されていない、 これからもう少し時間を要す蜂蜜。
蜂蜜は子どもを育てる食べ物であると同時に、 大人の蜂たちの大事な食糧でもあります。
なので、 腐らせないよう蜂たちが羽で風を送ったりして水分を飛ばして濃縮 する時間が必要だそうです。
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なので、
板をよくよく見ると・・・・
蓋がないところ、白っぽく蜜蝋で蓋がされているところ、 赤い花粉が入っているところがあります。 それぞれ味見させていただくと・・・
白っぽいところは熟成したお味。 多くがイメージされる蜂蜜のお味なのでしょう。
蓋がないところ、白っぽく蜜蝋で蓋がされているところ、
白っぽいところは熟成したお味。
黒っぽいところはさらりとした味。 まだ熟成度が足りないのだとか。でも個人的にはこれが一番好み。
花粉が入っていて赤っぽい?色の部分はまた少し違うような。 同じ板の中でも、場所によって成熟度が違うのが驚きでした。
花粉が入っていて赤っぽい?色の部分はまた少し違うような。
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蕎麦が特産の信州、場所によっては蕎麦の花の蜂蜜もあるのかな? 次回帰省時のお楽しみができました♡
世の中にはたくさんの蜂蜜が出回っていますが、グラム4、 5円あたりがおいしい蜂蜜のボーダーだそうですよ!要チェック! !
世の中にはたくさんの蜂蜜が出回っていますが、グラム4、
待っている間に、蜜蝋作りも♬
先ほどがりがりした蜂の巣の残骸を集めます( ダニーこの残骸を別の場所で譲ってただいて結構な量もってますw )
それをくつくつと煮詰め、網にふきんをかけてろ過します。
下に垂れた駅が綺麗な状態の蜜蝋。
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これを、空いた牛乳パックにお湯をいれてから注ぎます。
そして保温バッグに入れて、 ゆっくりと温度を下げていくと汚れがしたのお湯部分に落ちて綺麗 な蜜蝋ができるんだそうです!
なるほど!!これなら家でもできそうだ!
早速やってみるとしよう!
お土産に蜜蝋もいただいちゃいました♡
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蜜蝋を作っている間に、すっかり蜂蜜も落ちたので、 次はいよいよ瓶詰めです!
綺麗な色のハチミツ・・・・!!!
熟成度が低いと少し水っぽいので、 ホットケーキやパンにつけて食べるよりも、
大根、しょうが、レモンやすだちなどを入れて、 ホットドリンクの原液とした方が使い勝手が良いことも教わりまし た。
でも折角なのでパンにつけて食べたいなー。
1回でなくなってしまいそうな気もするけれど(笑)
以前はやみくもに昆虫を怖がっていましたが、 今は持ちつ持たれつ・・・というか、
人間がいかに自然に、虫たちに、 恩恵を受けているかを感じています。
広島で、身近に自然がある生活をしているおかげかな。
蜂も刺されないようにする必要はありますが、怖がるだけでなく、 共存していけるようにしていきたいなぁと
この体験を多して改めて思いました。
ハニープラスさんは、何か所かで蜂を養蜂されておられます。
ご興味ある方は問合せされてみてくださいね♬