次はだれに聞いてもオススメされた、地中美術館へ向かいます。
ベネッセハウスミュージアムからは、 宿泊をしていない一般鑑賞客は歩くのが一番早そうです。
緩やかな上り坂が続きますが、15分程度で到着です。
あまり大変ではありません。
さて、地中美術館ですが・・・ここ、すごく混んでいました。
予約をしている人の列と、予約なしの人の列が別なので、 お気をつけくださいね(案内係の方が配置されていて、 ちゃんとアナウンスしてくださいますが)
事前に予約が必要だと思っていたので、予約なしで来ている方がお られたことに驚きました。
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お時間はきっちり管理されているので、 早めについたからと言っても、 早めに案内してくださることはありません。
待合室で待たせてくださいますが、 あまりに早く到着してしまうと大変なのでお気をつけください。
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お時間になると、 受付カウンターで受け付けるようアナウンスされます。
ここでQRコードを見せて照合後、美術館本館まで歩きます。
本館前はゆる~い上り坂。
新緑の季節には、モネの睡蓮の庭が綺麗に見えることでしょう。
この時期はちょっと寂しいことになっていましたが・・・・
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ダニー、最初地中美術館を地中「海」 美術館と勘違いしていました。
美術館のコンセプトや展示されている作品の作者を調べる前に、 建物名だけ聞いて
地中海をイメージした作品が展示されているのかしら? なんて思っていたほど。
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こちらは、自然の景観を損ねないように、 建物を地中に埋めるという安藤建築のコンセプトによってつくられ ているとのこと。
アップしたり、ダウンしたりがあって、 見る人が次はどこに行くのだろう?と、 ワクワクしながら楽しめるハコだと思います。
そして、これは2月の閑散期に行ったからなのでしょうが、 あまりひどい混雑がなかったことも、 この美術館を楽しめた一因だと思います。
展示してある部屋の中で、 自分と作品としかない静寂な時間が度々あって、 その空間をその作品をその瞬間だけは独り占めできる贅沢な時間が ありました。
モネの絵が展示されていた空間は、 ダニーが入ったときは人もまばらだったので、 しっかりと絵と空間を味わうことができました。
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この日はお天気がとても良かったので、 全体が明るい印象でしたが、 これが雨だったり雪だったりするとまた随分と印象が変わってくる のでしょう。
たまたま翌日は雪だったのですが・・・
天窓に雪が積もり、 空間はどんな光の入り方をしているのだろうと、 思いをはせながら翌日3日目を過ごしていたほどです。
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観賞が終り、チケットセンターに戻るも、 ちょうどいいバスがない・・・ということで、 再び歩くことにしました(笑
次に目指すは本村地区です。
現在も普通に生活が営まれている地域で、 点在していた空き家などを改修した町の空間が丸ごとアートの地域 です。
アートと生活って共存できるの?
生活を切り売りするようで、嫌に思う人はいないのかしら?
そして、 生活の場であることを理解していない観光客もいるのでは?
そんな思いもあって、 この地区はあまり積極的に見たいとは思っていませんでした。