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裸祭り

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裸祭り

こんにちは。ダニーです。
皆様は、裸祭りを見たことはあるでしょうか??

ダニーは広島へ転居前に大阪で四天王寺裸祭り どやどやを見たことがあります。引越し前に一度見ておこう!と赴いたのですが、想像以上に寒そうでした。聖徳太子が建立した四天王寺でなんで奇祭・・・?と、興味があって行ったのですが。お寺さんで、こんなこともするのね~と、驚いた覚えがあります。
https://abeno.keizai.biz/headline/2012/

・・・と、話が脱線しましたが。ここ、広島でも裸祭りがある、と、言うことで行ってみました。(祭り好きなだけです。奇祭や裸祭りが好きなわけではありません。あしからず)

久井稲生神社 裸祭り
http://www.kui-inari.or.jp/saiji.html
毎年2月の第3土曜日に祭事の一つとして行われているようです。なんと今年で100年なのだとか!2月の大寒の時期になんて酔狂なことを100年も!!地元の方々の情熱に頭が下がります。
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そして当たり前なのですが、2月の夜。ものすごく寒いです。今回は風が出ていたこともあるのか、実際の気温よりも体感のそれは低く感じられました。もしお出かけになられる方がおられましたら、完全防寒のうえ、カイロは山ほどもってお出かけください。ダニー一家、それで臨みましたが、それでも寒かった・・・・!!
大正8年から始まり、数え年42歳の男性の厄払い祭りとも言われているそうです。42歳かぁ・・・相方さんはまだ数年ありますが、それまで広島に滞在できていたらやってもらおう(笑)

ふんどし一枚の姿で神輿をかついで町内を練り歩き、その後川へダイブ・・・もとい、禊のために入水。そして、山の上の神社に登っていきます。
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(水に入っている様子がお分かりになるでしょうか)

寒空の下ですが、やはり禊は重要なようで、片足を少しつけるだけでもいいから、必ず水に触れるようにと男性陣は支持されておりました。若衆はお互い落としあいなどをして楽しそうでしたが、ご年配の方々・・・それはそれは見ているこちらも寒さを感じられるほど震えておられました。

その後、境内へと場所を移します。

境内を少し横道にそれると、屋台が並んでおり食事ができるようにテーブルなども設置されています。地元の方々が中心となっているお祭りですので、テキ屋もほとんどいません。(テキ屋は境内前だけでした)ですので、屋台で注文すると、温めなおしてくれたり、調理中だからちょっとまって!と出来立てをだしてくれたり、たくさん試食させてくれたり・・・・と、優しさあふれる会場です。

ですが、寒い。火も用意してくれていましたが、やっぱり寒い。屋台でご飯を調達して、とりあえず車へ退避です。

9時からは神木の奪いあいがあり、ここがお祭りの最大の見せ場になるので、それまでには会場へ戻ります。

8時を過ぎる頃から境内に人が集まってきます(お写真を良いポジションで撮られたい方は早めのスタンバイがお勧めです)時間になると、町内会長さんや議員さんのご挨拶がありますが、その間も褌一丁の男性陣はがたがた震えておられます。ですが、その上を水がばしゃーん、ばしゃーんとかけられていきます。なんてこと!!と思っていましたが・・・・挨拶が終わると、神木が投げ込まれ、赤と白とで奪い合いがスタートです。これがすごい熱気で。先ほどかけられていた水が、揮発しているのが目でもわかるほどでした。長いときには1時間もかかるときがあるようです。会場は決して狭くはありませんが、男性陣が多く参加していること、そして、神木の奪い合いにより人が移動していることから、できるだけ隅にいないと巻き込まれます。相変わらず水もかけられているので、水がかかることも・・・・勝負の観戦を楽しみつつも、自衛のためには逃げることもお忘れなく。
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勝負がつくと、次は餅まきが始まります。なんて忙しい!(笑)
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そしてここでも、町内の方々の優しいお心使いが。子供らが圧倒されてお餅をとれないでいると、取った方々が「どうぞ~」と渡してくれます。ここの御餅、何が違うかはわかりませんが、今年いただいたお餅の中で一番おいしかったです!どこかで買えるのかな~
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また、お餅の袋の中には福引権が入っているものもありました。残念ながら缶コーヒーでしたが(^^;)

その後、2回戦が行われます。裸で接触しているので、流血されている方もおられました。また、一時試合から抜けて暖をとられる方も。でも皆さん和やかに楽しんでおられました。寒そうではありましたが。

地元の方が準備してくださるおかげで、こういったお祭りを楽しむことができることに感謝しつつ、帰路につきました。

参加された方々、準備に奔走された方々、本当にお疲れ様でした。楽しい時間をありがとうございましたー!

久井稲生神社
http://www.kui-inari.or.jp/

アクセス
JR三原駅からバス30分(久井市民病院前下車)

Author

THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.