晴天+空気が乾燥しているので、遠くまでよく見えます。
もうすぐそこには四国!
そして小さい島がちょこちょこ。
やっぱり中国、四国地方は島が多いなぁ。
山ばかり見て育ってきたダニーには新鮮です。
ここから弥山までは片道約30分。しかも山道。
これは諦めるしかないかなぁ・・・と思っていたら・・・
家族の了解がとれたので、歩みを進めることに。
それまで寒かったのに、アップダウンのある山道を進むと背中がじわりと汗ばむように。
頂上まで目指すことを考えるようでしたら、できるだけ軽装+タオル必須と思われます。
山頂近くには大きな岩がたくさん。
最初、信仰のために、こういった岩をわざわざ持ってきたのかと思いましたが(それはそれでとんでもなく大変なことだと思いますが)風化してできた、自然が作り上げたものだと知り驚きました。
こんな形になるものなのね。
人が通り抜けることができるトンネルのようになっていたり、鯨や船の形のようになっていたり・・・
自然て、すごいな。
そんなところに、弘法大師も惹かれたのかな。
山頂には綺麗な休憩所があります。
景色はもちろん3階まで上がったほうが綺麗に見えます。
2階部分は、小上がりのようなスペースがあって、靴を脱いで、足を休めることができます。
そして、ごろーんと横になることも可能。
海外からの旅行者が大きいリュックを下ろして寝転んでいたり
トレイルランをされているっぽい団体さんが、珈琲ブレイクをしていたりとまったりゆったりできる空間。
お手洗いも完備で、かつ綺麗なのがありがたい。
ここで息を整えて、ロープウェイ乗り場まで戻ります。
途中、道半ばでくじけそうになっている方々に声をかけ、そしてまた声をかけてもらってお互いを励ましあいます。
山ってすれ違うかたがたと自然にご挨拶をするのがいいですね。
体はとても暑く感じましたが、顔に触れる空気はひんやりしていて気持ち良かったです。
帰りもすし詰め状態のロープウェイにのり、紅葉谷駅に降り立つと・・・
人が更に増えていることに驚き。
最終便までに、ここにいる人達は全員降りて来られるのかな・・・・と少し心配になりました。
さて、帰りはゆっくり進みながら、紅葉を楽しみます。
そして、目をつけていた、遊鹿里茶屋さんへ。
大聖院への参道脇の少し雑踏から離れた場所にある、白い塀に囲まれた古民家。
暖簾をくぐって引き戸を開けると、テーブル席が。奥のお座敷にも3、4テーブルほど。
庭に面した縁側でいただくこともできて、寒い日でしたが縁側はいっぱいでした。
元浅野家(浅野藩)の別荘だったとか。どうりで趣がある佇まいだわ・・・
庭にはタヌキの親子が遊びに来ていて、しばらくじゃれあっていました。
そんな姿を眺めながらお茶を楽しめるなんて・・・贅沢な空間!!
和カフェのほっこり空間で一息した後に桟橋へ向かいました。
宮島の紅葉谷公園紅葉時期は11月中旬~下旬となっているので、多分今回の訪問はどんぴしゃの時期だったと思います。
次は着物を着て、行ってみたいなぁと思うダニーでした。
遊鹿里茶屋
広島県廿日市市宮島町260
0829-44-2183