こんにちは。THE EVERGREEN HOSTEL・オーナーの葉月です。
当時書き溜めていたものをベースに、このホステルができるまでを書いています。
■2015/7 -解脱した
なんか解脱した。
ホ ス テ ル を や り た い !
なんだかどの会社にも決められないというのは、要するにどれもいまいち楽しそう!とかやりたい!とズバっと言い切れないからだ。これはチャンスだ。一回頭をゼロにして、やれる・やれないはさておき、何が一番今やりたいことかを考えた。それで出たのが「ホステルを自分でやりたい」という結論。何回考えてもそうなってしまう。
やりたい!っていうか、ホステルをやろう!
主人はなんていうかな~~…会社勤めよりも安定性には欠くというのは否定できないし…反対されたらどうしよう…
正直なはなし、こういう「好き」とか「やりたい」という気持ちというのは言語化して100%説明しきれるものではないと思っている。
「引っ越しはきっかけですが、もともとホステルやりたいと思っていました。」
「お客さんに快適なホステルを提供して、広島観光をフルに楽しんで帰ってもらいたいです。」….後付けの理由はなんとでも出てくる。
ただ、なんかちょっと違うのだ。それはどうも表面的理由なのだ。多分一番しっくりくるのは「やりたいから、やらせてくれ!頼む!!!」という感じ。
言い換えると「”好き”を自分の仕事にしてみたい!!」というようなホワっとした欲求なんだと思う。会社じゃなくて、自分がやることを決める。
ただ自分さえ良ければ猪突猛進できる夢追い人!という状況では、もうない。ビンボーでも自分がよければOKとは言えない。失敗してマイナスを出せば家庭が傾く。その代わりに私にはサラリーマンとしてこつこつ(?)やってきたからこそゲットできた知識が、少ないながらある。やらせてもらえるなら、これまでの経験をフルに活かして絶対成功させてみせる。
とにもかくにも、物件がなくては話がすすまない。とりあえずは具体的に物件をさがしつつ、事業として成り立ちそうか考えることにした。
■2015/7/中旬 -家族会議1回目
久しぶりの広島。家族会議。
こんなことをやりたいと思っていて、外部環境はこうで、事業戦略はこうで、展開計画はこうで、スケジュールはこうで…30ページ(!)ほどある資料を持参し、主人に説明。正直、会社の部長説明より緊張するんですけど~~!
「まだ具体的な物件がないから何とも言えないけど、いいんじゃない。事業リスクと家庭を切り離せるスキームが構築できるなら、いいと思う。」
配偶者(予定)の人が急にビジネスをやろうと言って「はぁ?!」という反応をしないことが、まず素晴らしいと思った。ありがたい。
事業リスクと家庭を切り離せるスキーム
事業リスクと家庭を切り離せるスキーム
事業リスクと家庭を切り離せるスキーム…
うん、これは宿題にしよう!