さて、色々な建物を通りすぎ、やってきました車製造工場。
ここからはまた撮影OKになりました。
最初は工場1Fのロビー奥でマツダの歴史のVTRを見せていただ きます。
その後に、マツダの歴代車が展示されている展示会場へ。
マツダも最初は車の会社ではなかったのですね。これにびっくり。 コルク工業から出発して、オート三輪製造へシフトしたようです。
歴史がある会社は、 創業当時の取り扱いの商品と現在取り扱っている商品が違うことが あることを何かで聞いたことがありましたが、 マツダもそういった歴史を踏んでいた企業でした。 ニーズに敏感で、 それに答えていっていたからこそ企業としての成長があるのですね 。
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初期のころの、 三菱とマツダのマークがついているバイクには驚きました。
(マツダは販売店がなかったので、 三菱さんを通して販売させていただいたとか)
車も色々とありましたが、正直ダニーは、車は走りさえするば、 後は何でも同じだと思っているので(すみません、 きっと違うのだとは思いますが、 その違いを感じたことがないのです)ここはスルー。
エンジンの仕組みなども解説いただきましたが、 ここも知識がおいつかず、意識がとんでしまいました(^^;)
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おもしろかったのが、 クレイを使って立体の車を作る部隊があること。
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デザイナーさんが紙に描き、 それをPCでグラフィック化するだけだと思っていたダニーにはた だただ驚きでした。
クレイで!?こんなに細部まで忠実に再現しちゃうの!? どれだけ時間と労力がかかるのよ、 それにクレイだって費用がかかるものなのに・・・ 車製造は本当に時間と労力とお金がかかるものなのだなと思い知り ました。
作業現場のVTRをちらりと見ましたが、 職人技でとてもとてもかっこよかったです。
製造業というよりは既に芸術の域になっているような・・・ とにかくすごい!!
その後にラインの見学もさせていただきました。
ここもお写真はNG。
素人的には分かりかねましたが、少し詳しい人が見ると、 流出させたくないであろう技術があるのが分かるのでしょうね。
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面白かったのは、 ラインはずっと1種類のものだけを作り続けていると思っていまし たが、 この工場は数種類の車がランダムに流れてきていたことです。 さっきまでA型の車の部品取り付けをしていたかと思えば、 次に流れてくるのはB型、その後ろにはC型が待機・・・ という感じです。むしろ間違えてしまわないのかな!? と思いましたが、 これできちんとラインが回っているので問題ないのでしょう。 人も多く働いていましたが、 多くの部分で機械化が進んでもいました。 ラインはゆっくりと流れていますが、やる作業は多いので、 慣れるまでは焦るんだろうなーと思いながら見ていました。
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出来上がった車は別の場所に移動になります。 出荷前の車だけを駐車させておく、倉庫があるとも聞きました。
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その後は、工場ロビーに戻ります。
最後にお土産をいただきました。マツダのロゴ入り眼鏡拭きです。 もっと豪華なお土産がついてくるのかと期待しましたが( すみません)以外にさっぱりしたお土産でした。 そこがまたかっこよく感じました。
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日本が世界に誇る、自動車産業。
これからも頑張り続けて欲しいと思います。
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なかなか予約が取れないことが難点ですが、 広島発祥の企業さんの歩みを見にいってみてくださいねー!
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マツダミュージアム
広島県安芸郡府中町新地3−1
082-252-5050
JR向洋駅 南口より徒歩5分。
JR広島駅11~13のりば向洋駅前(マツダ本社前)経由に乗車 向洋駅前(マツダ本社前)で下車すぐ。