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マリーナホップでの一目惚れ – YAMAHA SR400との出会い

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マリーナホップでの一目惚れ – YAMAHA SR400との出会い

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2014年納車された日

ある日、当時「彼氏」だったいまの主人に会うために広島に来て、なんとなくマリーナホップに訪れたときのこと。
そこには中古のYAMAHA SR400が鎮座していました。バルコムのひとコーナーだったのかな?よくわかりません。バイクに興味をもったことなんてなかったけど、これはのってみたい~!なぜか私はそのバイクを見た瞬間、心を奪われました。かわいい、レトロな形。「バイク」と聞いたらイメージする、そのとおりの形ってかんじです。都内に帰ってもしばらくそのことばかり考えていました。

当時、消費税が増税される寸前だったこともあり、思い切ってバイクを購入したいと思ったんです(2013年10月に第2次安倍晋三内閣で2014年4月1日に5%から8%に引き上げることが閣議で決定されまして、大きい買い物はいまのうちに!みたいな世間のムードでしたw)。買うなら新車がいいな…当時売ってたSR400 35周年アニバーサリーモデルは深い緑色がキュートなのです。私が大好きな緑色という色といい、デザインといい、そのバイクはまさに私の理想そのものでした。買うしかない。

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すぐに府中のバイク屋さんで契約を済ませたわけです。現金一括払いしましたwその時点で人生でいちばん高い買い物です。

ただ一つ問題が。

わたし、なんの免許も持ってない!!!車の免許もない!!!

当時、私は車の免許すら持っていませんでした。自分はずっと都内でしか生活しないから要らないだろうと思って学生のラストの年もスルーしていました。しかしバイクライフをスタートさせることを決意したからには免許取得が必要不可欠・・・

バイク屋のおじさんは「免許取得できるまでおいとくから早く迎えに来てね」と快く据え置きしてくれたわけですがw

仕事をしながら時間を作って教習所に通うことは容易ではなく、当時新卒で入った会社の3年目あたりで、いろいろと業務の幅が広がってきたころ。毎日の忙しいスケジュールの中で、免許取得のための時間を捻出することは本当に大変でした。

調布自動車学校に通うことになった最初の日、私は不安と期待で胸がいっぱい。倒れたバイクを何度起こしたことでしょうw(クラッチの意味が分かってなかった) 仕事が終わった後や休日を利用して、教習所に通い続けました。時には疲れ果てていることもありましたが、YAMAHA SR400を手に入れるためにはこの道を進むしかないのです。道路交通法や安全運転の重要性を学びながら笑、数か月後、ついに免許試験に合格!

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バイクをいきなり買った決断は私にとって本当に良い思い出となりました。そのバイクに乗るたびに、自由で爽快な気持ちに包まれ、「冒険」してるな~と興奮します。道を走る風も、雨に降られても、なにもかもいい経験。特に目的地がなくてもOK。日常のストレスから解放される時間はとても貴重でした。バイクを手に入れたことで、新しい友人たちとの出会いもありました。単なる乗り物ではなく、私の人生における特別なアイテム。

バイクとの再会 – 冒険と新たなスタート

2016年ぐらいまでは北海道ツーリングや広島までの自走など、数々の濃い思い出をバイクと共に築いてきました。その後、妊娠や出産、妹への貸し出しといった新たな章が始まり、バイクに乗る機会は減りました。今年、再びバイクに乗り始めたのです!

先日車検も更新され、ふたたびバイクに乗り始めたときの喜びは格別でした。。。エンジンの音、風を感じる爽快さ、道を駆ける感覚、キックスタートが1回でうまくかからないもどかしさ、そしてSR400特有の振動(笑)。それらはかつて味わった「うんうん、これこれ!!」という感覚で懐かしいものでした。手元に戻ってきたことが嬉しくて、夜ふとホステルまでちょっと乗ってみたり、ちょっとしたスーパーの買い物をバイクにしてみたり…無駄にまたがる頻度を高めちゃいます。

バイクとの再会は、私にとって新たなスタートでもあります。家族や仕事、趣味とのバランスを取りながら、細く長く乗って行きたいと思います。

 

Author

THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.