留学体験記のInstagram投稿を見て、ご連絡いただきました!嬉しい!!
目次
ひかりさんの留学体験
①留学を決めたきっかけ
当時私は高校1年生で、とにかく人と違うことがしたいという思いがありました。そんなときに2週間のオーストラリア海外語学研修に参加し、初めての海外で日本と全く違う景色に感動しました。それで、今1年間留学行ったらかっこよくね?しかもヨーロッパとか珍しくね?という軽い気持ちで留学を決めました。
②留学先は具体的にどのようなポイントで選ぶことが大事ですか?
私はチェコ共和国に行きました。とにかく日本人が少なそうな、他の人が行かなさそうなところを選びました。日本語を話せない環境に身を置くと、言語の伸びも桁違いに早いと思います。 あとは景色がキレイで、近くの国にすぐに旅行に行けるというのも決め手でした。
③留学生活はどうでしたか。当初思い描いていたようなものでしたか?(楽しかったこと、つらかったこと両方聞きたいです。)
出発前は、YouTubeでよく見るようなキラキラした留学生活を思い描いていました。でも、実際行ってみると、言葉も文化もルールも何も分からず、現地の普通の高校に留学生は私1人だけで、居場所もなくお昼ご飯を1人でトイレで食べたりして辛かったのを覚えています。
それでも、ホストファミリーはずっと私の味方でいてくれ、どんな時も助けてくれました。旅行にも一緒に連れて行ってくれたし、親戚の集まりにも必ず出席させてくれて、ホストシスター達とは毎日うんざりするほど遊びました。だんだんチェコ語が分かってくると学校でも日本を好きな子と打ち解けることができ、クラスメイトとも徐々に仲良くなることができました。彼らのおかげで私の留学生活は何倍も素敵なものになったと思います。
④留学とは、どのような意味をもつ経験だと思いますか?
留学とは、ただその国の言葉を勉強するだけではなくて、世界中の人々との新しい出会いによってその後の自分の人生を豊かにすることができる経験です。 留学する国にもよりますが、どこの国にも世界中から集まった人のコミュニティがあるはずです。それが私の場合は留学エージェントの主催する月に1度のイベントでした。そこで私はいろんな人種や国籍や宗教の人と出会い、たくさんのことを学びました。今はその学びを広げるために、大学で国際関係について学んでいます。
留学をすると世界中に友達ができます。当時出会った人とはまだ連絡を取り合う仲で、特にホストファミリーとは各sns全部フォローし合い、近況を報告しあっています。もうすぐチェコにも訪れて感動の再会をする予定です!
また、私は留学前はおとなしく、人見知りを発動させまくっていました。でも帰国後は、日本語が通じるんだから何も怖くないという自信がつき、初めて会う人でもどんなに年上の人でもすぐに仲良くなれるようになりました。
⑤留学前の当時の自分にアドバイスがあるとしたら、どんなものでしょうか?
出発前の時点では言葉は全然分からないけど、行ったら話せるようになるというのは舐めすぎです。
もし日本にいる間に基礎や語彙を勉強していたら、留学生活はもっともっと楽しくなっていたはずだし、今私はそれを後悔してます。
他にも、私は日本のことを全然分かってなかったです。日本の人口とか気候とかの基本情報から、文化のこと、歴史のこと、アニメとか音楽のことなど。日本のことが大好きな人は世界にはたくさんいます。でも相手が興味を持って聞いてくる、話してくることに、会話を続けられなかったらもったいない!友達たくさん作るには自分の国のことよく知るべし!
実際に現地に飛び込んだものの寂しかったことなどリアルなお声を聴くことができました。特に多感な10代でそれを成し遂げたなんて本当に行動力と勇気に拍手です。「私は日本のことを全然分かってなかったです」という1文には本当に共感します。たしかにホステルや海外旅行で日本の話になると意外と歴史とかを簡潔にすぐ説明できなかったり(単語が難しいということではなくてそもそもわかってない)するシーンがあったりします。ああ、アウトプットできるレベルで自国のことを知らないと多文化交流ってできないんだなと思いますね。留学前には日本史・世界史大事!!