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江田島ドライブ・前編

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江田島ドライブ・前編

こんにちは。
ダニーです。
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先日、江田島へ行ってきました。
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特に何をするでもなかったのですが、この時期だし、折角だから牡蠣を食べに行こう!ということで。
草津港の牡蠣小屋でも十分なんですけどね(^^;)
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まず最初に向かったのは、江田島の海上自衛隊 旧海軍兵学校。

江田島へは宇品からフェリーで行くこともできますが、時間の制約つくのはもったいないなぁということで自走しました。
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見学ツアーも開催されているので、基本的にはウェルカムな雰囲気ですが、やっぱり自衛隊がいるところなので、何となく緊張感が漂います。
車、徒歩どちらにせよ、入場そして退場するときの時間や代表者の名前などを記入しなければなりません。
ツアーの時間ぎりぎりに行くと焦ることになりますので、お時間は余裕をもって来場された方が良いかと思われます。
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世界三大兵学校のひとつに数えられ(イギリス、アメリカ、そしてここ江田島)建物は今も幹部候補生学校や第一術科学校として引き継がれています。

見学は平日3回、土・日・祝日は4回行われています。ご案内下さる方はOBの方のようで、ダニー家族が参加したツアーの担当の方は元々関東の出身で、江田島で退官されたのでこちらに居を構えることにしたのだとか。自分の故郷から離れて暮らすことは全くいとわないけれど、関東圏からこの江田島ってすごいふり幅だな・・・ともって話を聞いていました。

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ふり幅のことで言うと、もう1つ。
昔、この旧海軍兵学校は東京月島にあったのだとか。
やはり東京。誘惑が多いとのことで、辺鄙な場所に移したとのことだったけれど・・・
当時の在学生、そして入学予定の人たちへの衝撃は想像に易く、申し訳ないけれど、お気の毒にと笑ってしまいましたよ。
時間までは、指定された建物で待つように言われます。
あちこち勝手に見学しないようにとも注意されます。
早く来すぎてしまった場合も大丈夫です。
お土産屋さんもこちを気にして開店を早めてくださいますし、2階には展示室もあるのでお時間を持て余すことはありません。
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ツアーが始まると、まず遠くの山の案内をされます。
山は古鷹山。標高394mあり、頂上からは瀬戸内海の島々を見渡すことができるとか。
ただの地理紹介ではなく、名物?訓練の場所の紹介だったのです。
戦前ですと、フル装備で全力疾走だったようですが、現在はジャージスタイルなのだとか。
とはいえ、罵声・怒号を浴びながら全力疾走するというところは変わっていないようで・・・
ぎりぎりの精神、肉体状態での訓練になるのでしょうけれど、想像以上に大変なことなのだと思います。
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次は御影石をふんだんに使って建設された大講堂です。
こちらは、現在も式典に使われているようです。
その昔は成績順に並んでいたとのことでしたが、今はトップ10(だったかな)のみ成績順にならび、その他の生徒はあいうえお順になるとのこと。
プライバシーの問題もあるのでしょうが、世間からの批判材料はできるだけ取り除いておきたい・・という意向のようです。
「昨今、SNSで投稿でもされると大炎上に・・・・」などとおっしゃられていました(そもそもそんな投稿する人いないでしょうけれど)
独立した運営をされていて、世間の声などどこ吹く風なイメージでしたが、今は気にされるのですね。びっくりです。
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次に昔の寮、現在は教室として使われている幹部候補生学校庁舎へ向かいます。
イギリス人により設計されたこの建物は左右対称(全長144m)そして赤レンガで作られています。
このレンガは大変高価なものとのことで、レンガ1個で当時の大工の日当よりも高かったとか。
そのレンガをこれだけふんだんに使用しているこの建物、そして海軍兵学校の地位の高さが分かります。
昔は屋根が瓦だったようですが、地震で落ちたことから、瓦を乗せることをしなくなったのだとか。
そして、1階はどこもドアがなく、ふきっさらしの状態になっています。
にも拘らず、のぞかせてもらった建物内はピカピカに磨き上げられていました。
雨の日なんか、足元も滑りそうだし大変そうでした。
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最後は教育参考館へ向かいます。旧海軍関係の資料など、終戦後に隠して保存(分散してお寺さんに隠してもらっていたとのこと)をしておいた約16,000点が保管されていて、そのうち約1,000点が展示されています。この16000点も選りすぐりのものだったらしく、残りは進駐軍への没収を恐れて、焼却処分をされたとか。戦争には負けていても、完全に支配はされてなるものかとの精神がすごいなと思いました。
こちらの教育観は神聖な場所であるため脱帽して入館、そしてここだけは内部撮影禁止になります。
疑わしき動きがあった場合は、その場で画像抹消などという優しい対応ではなく、カメラごと没収になるので、くれぐれも疑われるような行動は慎んでくださいねと念を押されます。
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階段を上りきると目の前には東郷平八郎元師の遺髪室があります。
ネルソン提督、そして山本五十六元師の遺髪とともに厳重に保管されていました。
上級階層の方々も大変だったのだとは思いますが・・・
神風特攻隊員として、祖国のために散っていった兵士たちの遺書や遺品に胸が痛くなりました。
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ここでの見学時間をもって、ツアーは終了となり、最初に集合した建物へ向かいます。
ツアーが終ったあとも、バッヂをつけていれば、自由に見学や食事に買い物がOKとのことでした。
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建物からはカレーの良い匂いがしてきましたが、ここはやっぱり牡蠣を食べに向かいます。

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THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.