こんにちは、久美子です。下関・門司旅行の後半です。
前回のお話にも出しましたが、下関は歴史ロマンの街でもあります!その有名なものに源平合戦の壇ノ浦の合戦があります!中学校で「祇園精舎の鐘の音~♪」でお勉強した「平家物語」で、平氏が源義経率いる源氏に最後のとどめをさされることとなった場所!この「壇ノ浦」かなり悲しい場面で、まだ7歳の安徳天皇(平氏側の人)が平氏の女性たちと入水自殺していく場面。「海の下にも都はあります、さあ行きましょう」って言われながら沈んでいきます・・・7歳なのに(涙)その安徳天皇を祀っているのが赤間神宮です。
こじんまりとした神社ですが、いろいろな歴史を学べます!日本人より外国人観光客の方が多い印象でした。「海の下にも都ありー」というお話から竜宮城のような外観。この神社の見所はこの外観もあるんですが、もう一つ。
怪談「耳なし芳一」の琵琶法師の芳一像が祀られているんです。このお話をざくっと説明すると、琵琶法師(平家の栄枯衰退の話を琵琶で弾き語りするお坊さん)の盲目の僧・芳一が、平家の怨霊に耳だけ取られてしまう怪談。
木造彫りでだいぶ趣あります。その上わずかにライトアップ&平曲の音源(お経みたい)も流していて一人だとかなり怖い。おまけにその横には平氏たちのお墓もあります。かなりディープスポットですので、行かれる前には「平家物語」「耳なし芳一」の勉強をしていくことをおすすめします!もしくは門司にある「関門海峡ミュージアム」でも楽しく勉強できます。下関から関門トンネルを通って福岡県の門司へ渡り徒歩15~20分くらいにある博物館。関門海峡の歴史が学べます。この「壇ノ浦」についてや「巌流島(宮本武蔵と佐々木小次郎の戦い)」、幕末や明治維新までの歴史の展示がありますが。現代アート?の人形によって歴史のさまざまな場面を表現しているので、美術館にいる気分でかなり楽しいです!木彫りや和紙などを材料にした人形を、工夫された照明の当て方で魅力をアップさせる演出に。撮影NGなのが残念です。
さて下関から門司へ渡る「関門トンネル」。通行料は無料。自転車の場合は20円かかります。
780Mの距離で、山口県と福岡県の県境にはラインがしいてあり、そこで記念撮影をする人が多いそうです!ちなみに、それぞれの入り口側に周辺のスポットの紹介や、この関門トンネルの構造、フォトスポットがたくさん設けられています。お土産屋さんがついていないのが残念!
今回は1泊で滞在時間もそこまで長くなかったので全部の見所スポットをゆっくりまわれなかったのですが。まだまだ紹介した所以外にも沢山あります!行ってきたばかりですが、また下関行きたい!!そんな楽しく美味しいスポットですよ!