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このホステルができるまで23

このホステルができるまで23

こんにちは。THE EVERGREEN HOSTEL・オーナーのはづきです。当時を振り返りながら、このホステルができるまでを書いています。

 

■2016/3月末~ -ベッド木材を塗装する、の巻

大がかりな工事には取り掛かれないものの、徐々に準備を進める。まずは床に汚れや傷がつかないように養生。

先日2段ベッド用の木材が一部搬入された。2段ベッドはたくさんの人が使うので、おもて・うら両方に油性塗料を塗って、木材の耐久性を向上させる(手垢などの汚れを防止!)。塗料自体は透明なもので、木目の美しさを強調する役割もあるそうな。たしかに塗った後は若干に木材の色が濃くみえて、鮮やかになるのがわかった。

化学的な原料でなく植物油を主原料とした塗料を選びました。イヤな匂いがしないので、塗っていても鼻がツンとしません。

 

しかし。問題はものすごい量を塗らなければならない ということ…。コストダウン、大切です…

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見るに見かねて?、英会話クラブの友人JUNさんが手伝いに来てくれました。(普段は自動車修理の仕事ということで、ツナギがまぶしいぐらいよく似合う…)貴重なお休みの日に….ありがたい!!!生粋の広島人である彼とは、毎週末参加している英会話クラブで知り合った。「ホステルがOPENしたら、たまに立ち寄って広島の面白いポイントをぜひ紹介したい。英語はまだまだ勉強中だけどね!」とまで言ってくれ..ありがたい!!!

 

ホステルの準備をしながらたびたび思うのは、英語をはじめその他の外国語が喋れるというのはとても大切なことだということ。でも旅行先で自分の母国語がスムーズに通じることが、すなわち旅の優先順位のトップになるかというと、実はそうではないんじゃないかとも。非常に矛盾したことを言っているのはわかってるのだが…いや、もちろん100%通じるに越したことはないんだけど….

 

それよりも地元のおすすめポイントをよく知っていたり、フレンドリーな対応のほうがプライオリティが上なのでは。話せるスキルよりも、伝える姿勢。話せるスキルよりも、その内容。 そんな風に思ってます。「なんとか意思疎通できた!それでおいしいお店を教えてもらった!」という思い出のほうが、自分の旅行経験では印象に残っている。※決して英会話の勉強をサボる言い訳にしているわけではないですが

そんなわけで自分のスタッフ採用の基本軸は、「広島をよく知っている」「フレンドリーな」人。言葉は後からいくらでもついてくる!はず!

そんなことを話しながらパイン材を塗りまくり、乾かしまくり…

 

工務店さん「ちなみにここに置いてある木材はまだ3~4割だからね。はっはっっは」 …気が遠くなる。

 

その後めぐちゃんやまーこちゃんといった強力な助っ人が助けに来てくれ、とりあえず木材塗装は終わった。ハケを動かすことと木材を運搬し続けたので、この2週間ぐらいで両方の手首が信じられないぐらい傷んだ。(休ませたら治った)

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めぐちゃん、まーこちゃんの明るさには本当に助けられた。思ったよりも役所との協議が長引いてしまい、どうしようもなく暗い気持ちになるという暗黒DAYSもあったのだが、そういうときにこの2人との会話はいつもテンポよく気持ちよく、一種の癒しみたいな感じだった。

 

週1回は定例会議として宮崎さんと斉藤さんとミーティングを続けていた。

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そしてこのころにはもう看板と並べてSTAFF募集を始めた。しばらくは特に張り紙からの問い合わせはなかった。どちらかというと友人の紹介といった感じでジワっと話をひろげてもらう方がメインだった。

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Author

THE EVERGREEN HOSTELのオーナー・はづきです。 The owner of THE EVERGREEN HOSTEL.Thank you for reading our blog.