皆さんこんにちは、エバーグリーンホステルオーナーの葉月です。今日は、クアラルンプールでの2泊4日の超弾丸旅行ですが、短い時間でもしっかり楽しめる予定をご紹介します。
【こんな人向け→買い物や都心部よりも文化を知りたい】
1日目:
◆ピンクモスク（プトラジャヤモスク）
朝早くから出発して、まずは美しいピンクモスクを訪れましょう。ピンク色のドームと湖に映る姿がとても魅力的です。内部の装飾も見どころ満載です。露出の多い格好はNGです。
◆ブルーモスク（スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・モスクMasjid Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah）
次に向かうのはブルーモスクです。ピンクモスクとは対照的に、青と白の美しいタイルが特徴です。こちらも内部の見学が可能で、壮大な建築美を堪能できます。露出の多い格好はNGです。
◆バトゥー洞窟
午後はクアラルンプール郊外にあるバトゥー洞窟を訪れます。272段のカラフルな階段を登ると、壮大なヒンドゥー教の神殿が広がります。洞窟内の美しい彫刻や、展望台からの景色も必見です。猿がたくさんいるので、注意！
2日目:マラッカ日帰りツアー
2日目はマラッカへの日帰りツアーを予約することをおすすめします。マラッカは世界遺産にも登録されている歴史的な街で、オランダ広場やジョンカーストリート、セントポール教会など、多くの見どころがあります。また、ニョニャ料理など地元のグルメも楽しめます。
【ツアーがおすすめ】クアラルンプールの見所は意外と距離が離れているため、自力で公共交通機関を使って移動すると時間がかかることが多いです…(暑いし…）
ですので、効率的に観光するためにはいっそツアーを予約することをおすすめします。ツアーなら移動の手間を省き、無駄なく主要スポットを巡ることができますし、ガイドの説明を聞きながら観光を楽しむこともできます。短い滞在でも充実した時間を過ごせます！
ちなみにわたしはいつもオンライン予約サイトを利用することが多いです。KlookやGetYourGuideなどの旅行予約サイトを利用すると、事前にツアーの詳細を確認し、口コミを参考にして選ぶことができます。各サイトで「クアラルンプール ツアー」や「日帰りツアー」と検索し、希望のツアーを選択します。ただ日本語ツアーは少ない。
【宗教についてちょっと補足】マレーシアは多民族国家であり、その多様性が宗教にも反映されています。
①イスラム教 **人口の約60％がイスラム教徒であり、マレー系の人々の多くがこの宗教を信仰しています。国家宗教とされ、イスラム教の習慣や祝祭日が国全体に影響を与えています。
②仏教 **約20％の人口が仏教徒で、中国系の人々が多く信仰しています。寺院や仏教の祝祭日も多く見られます。
③キリスト教 **約9％の人口がキリスト教徒で、特にサバ州やサラワク州で信仰されています。
④ヒンドゥー教 **約6％の人口がヒンドゥー教徒で、主にインド系の人々が信仰しています。数としてはそこまで多くないが寺院がハデハデなので妙に心に残ります。
マレーシアは宗教的にも多様性が豊かで、それぞれの宗教が互いに尊重されて共存していることに感銘を受けました。こういった背景こそが、まさにマレーシアの文化と社会に独特の魅力を与えているんですね
※追加のおすすめ観光スポット（夜でもOK）
〇ペトロナスツインタワー→世界で最も高い双子ビルで、展望台からの眺めは絶景です。夜にはライトアップされ、美しい夜景が楽しめます。
〇クアラルンプールタワー（KLタワー）→ペトロナスツインタワーとは別に、こちらも市内を一望できる展望台があり綺麗にライトアップされます。
ルーフトップバーのようなところでゆったり飲むのも良いかも。
〇ブキッビンタン周辺はクアラルンプールで最も賑やかなエリアの一つで、夜も楽しめるスポットがたくさん。
ジャラン・アロー (Jalan Alor)=クアラルンプールで最も有名なフードストリート。様々なマレーシア料理を楽しむことができます。夜になると屋台が並び、地元の人々や観光客で賑わいます。活気あふれる雰囲気を楽しめます。
ブキッビンタン通り周辺＝多くのバーやクラブがあり、夜遅くまで楽しむことができます。特にチャンカット・ブキッ・ビンタンはナイトライフの中心地です。
マッサージ屋さんもたくさんあってどこに入るか悩みます。本当に質が高くてハズレがない印象。1時間1,900円から。
まだまだ時間がある？？それならこちら！
ブリックフィールズ (Brickfields)
ブリックフィールズは「リトルインディア」として知られており、インド文化が色濃く反映されたエリアです。クアラルンプール中央駅（KL Sentral）の近くに位置しているのでアクセスもGOOD！
★カラフルでフォトジェニック
通り全体が鮮やかな色彩で装飾されており、インドの文化や風景を感じられます。色とりどりの店や建物、装飾品が並び、フォトスポットとしても人気です。
★もちろんおいしいインド料理
多くのインド料理店があり、バナナリーフカレーやドサ、サモサなど、本格的なインド料理を楽しめます。スパイスの香りが漂う中で、多彩な料理を堪能できます。
★ショッピングや体験
インドの衣料品やアクセサリー、装飾品を扱う店が多く、サリーやクルタ、ビンディなどを購入できます。テーラーも多い。サロンではヘナタトゥーやthreadingもできます！（私はやってみました）
★ヒンドゥー教
スリ・マハ・マリアマン寺院など、ヒンドゥー教の寺院があり、インドの宗教文化に触れることができます。とにかく極彩色！
中華街 (Chinatown)
クアラルンプールの中華街はペタリン通り (Petaling Street) を中心に広がり、活気ある市場や多様な文化を楽しむことができます。何を食べても美味しさが保証された町。
★ペタリン通り (Petaling Street)
日中早い時間から屋台や市場が立ち並び、様々な商品が販売されています。特に偽物ブランド品（おい）や雑貨、アクセサリーが人気です。夜になると屋台がさらに増え、夜市の雰囲気が楽しめます。ただあんまり買いたいものはなかった笑
★中華料理
本格的な中華料理を提供するレストランや屋台が多く、点心、福建麺、肉骨茶などが楽しめます。ロティ・チャナイや炒麺、肉まんなど、ローカルフードも充実しています。
★鬼仔巷（Kwai Chai Hong）
中華街のすぐ先、鬼仔巷は昔のクアラルンプールの雰囲気を感じられるエリアで、19世紀末から20世紀初頭の建築様式が残っています。かつては貧困層が多く住んでいた地区で、近年ではリノベーションが進み、観光地として注目されています。鬼仔巷の狭い路地には、地元のアーティストによる美しいストリートアートや壁画が点在していて、みんなたくさん写真を撮ってました。他にも古い商店や伝統的な建物がリノベーションされ、カフェやギャラリー、ショップが並んでいます。
ブリックフィールズと中華街は、クアラルンプールの多文化的な魅力を存分に感じられるエリア。最終日にまだ時間があればそれぞれのエリアで独特の雰囲気を楽しみ、さらに深くクアラルンプールを堪能してほしいです。2つのエリアは比較的近いですので4時間もあればハシゴも可能！
短い滞在でも、このプランならクアラルンプールの魅力を十分に堪能できます。かなり濃厚なので体調管理は万全に！
皆さんの旅が素晴らしいものになりますように〜〜
