こんにちは、エバーグリーンホステルのオーナー・葉月です。
なんとこのたび、すご〜く久しぶりに韓国に行ってきましたよ〜!しかも妹が今ソウルで勤務中とのことで、急に思い立っての2泊3日の超・弾丸旅✈️✨
金曜の夕方に広島からチェジュ航空の直行便で出発して、日曜の朝には帰国という…ちょっと信じられないスケジュールではあったけど、土曜日が丸一日フリーだったおかげで、ギュッと濃い旅になりました!
目次
【1日目】夜着でもしっかり食べる✨海鮮のごちそうチヂミ@サダン
金曜日の夜にソウル・金浦空港に着いて、そのまま地下鉄で「사당(サダン)」駅へ。妹と合流して、駅近くの地元の人気チヂミ屋さんへ直行!Jogaebat(조개밭)で食べたチヂミが衝撃的な美味しさだった…!つなぎの小麦粉がすごく少なくて、ほぼ野菜と海鮮だけ食べてる感覚。サクサク&ふんわりで全然重くないから、びっくりするほどパクパク食べられちゃう
韓国はやっぱり海鮮が美味しい…特に海老がずらっと並んだチヂミが最高で、ぷりっぷりに感動日本と違ってリーズナブルなのも嬉しいポイント。「これがチヂミの真骨頂か…!」って感じだった✨
【2日目】パン屋とカフェにあふれる街歩き
土曜日は朝10時ごろに家を出て、のんびりと街歩きスタート。まず訪れたのは瑞草区・盤浦洞(ソチョグ・バンポドン)という高級住宅エリア。
この辺りにはリセ・フランコ・コレアン(Lycée Français de Séoul)というフランス人学校があるため、通称「フランス村」とも呼ばれていて、街の雰囲気もどこかヨーロッパっぽい✨
近くにはモンマルトル公園(몽마르뜨공원)という静かな小さな丘の公園もあり、フランス・パリのモンマルトルをイメージして作られたのだとか。
パン屋さんとカフェがとにかく多くて…しかもどれもハイセンス!韓国のパン文化、ほんとに進化してる
【午後】北村&カフェ天国!☕️
そのあとは、地下鉄とバスを乗り継いで北村(ブクチョン)エリアへ。伝統的な韓屋(ハノク)が並ぶこのエリア、歩くだけでも楽しい✨フォトジェニックなかんじです。
中でも「Artist Bakery(아티스트 베이커리)」という人気ベーカリーに立ち寄ったのですが、行列の長さにびっくり!地元の人も観光客もひっきりなしに訪れていて、その人気ぶりに納得でした。アプリでの予約が必要で買えませんでした…
このエリアだけではないけど、もうカフェ密度が異常なんです(笑)実は韓国は世界的にもコーヒー消費量が高い国のひとつ。韓国農村経済研究院の調査(2023年)によると、国民1人あたりのコーヒー消費量は年間353杯!(参考:[KREI報告](https://www.krei.re.kr/))
スタバはもちろん、地元発の個性派カフェがとにかく豊富で、「コーヒー文化を味わいに韓国へ」っていうのも全然アリだなって思いました☕️✨
【ランチ】観光地なのにローカル感ある冷麺屋さん
お昼ごはんに立ち寄ったのは、北村の裏通りにある昔ながらの冷麺屋さん。店構えが観光客向けじゃなくて、地元の人でにぎわっているような雰囲気。揚げ餃子もおいしかったぁ…
Bukchon Son-mandu 북촌손만두 북촌점
注文した冷麺はスープがキンッと冷えていて、シンプルなのに深みのある味わい…✨夏の暑い日には最高のごちそう~~
【午後】景福宮〜通仁市場、ぶらり街歩き
冷麺でお腹が満たされたあとは、少し運動がてら景福宮(경복궁)周辺をのんびりお散歩。中には入らなかったんですが、伝統的な建築や門構えを見るだけでもやっぱり韓国らしさを感じられてテンション上がる✨
景福宮(Gyeongbokgung Palace)は、韓服(ハンボッ)を着て行くと入場料が無料になります景福宮では、韓国の伝統衣装・韓服(チョゴリ+チマかバジ)を正しく着用すれば、大人の入場料が無料になります。もちろん外国人もOKで、若い人や観光客がレンタルした韓服で訪れるのが定番みたいです✨レンタルは宮殿周辺に多数あって、アクセサリーやヘアセット付きにしている人も多かった。
そのまま歩いて向かったのは、通仁市場(통인시장)!地元の人たちの暮らしも垣間見えるローカルな雰囲気が魅力の市場です。この日はお腹がいっぱいだったので何も食べなかったんだけど、歩いているだけでワクワクしました。韓国式のお惣菜屋さんや、ちょっとした屋台、手作りっぽいお餅や揚げ物のお店がずらっと並んでいて、どれも美味しそうだった〜!
【寄り道】Youngchive Seochonのフォトブースで遊んじゃった
通仁市場のすぐ近くを歩いているときに、ふと目に入ったのが「Youngchive Seochon(영카이브 서촌)」という名前のセルフフォトブース。なんとなく面白そうだな〜と思って、ノリで飛び込んでみたら…これが大正解!
値段は大体1枚4,000 ₩(約400 円)と手頃で、友達との時間や思い出作りにぴったり。ちょっといいカメラで修正なしのプリクラ風セルフ写真が撮れるんです。照明もバッチリ、背景もおしゃれで、いい記念になりました。
店内は若い子たちでにぎわっていて、友達同士でふざけながら撮るグループ、カップルでラブラブに撮るペア(ブース内見たわけじゃないけど笑)…ほんとにカジュアルに楽しんでいて、ちょっとした文化体験という感じ。とてもいいお土産です。
韓国のフォトブース文化は、日本のプリクラにルーツを持ち、2000年代初頭から浸透してきたみたいです。ソウルを訪れたら、街歩きの合間にぜひ立ち寄って、カワイイ写真をゲットしてみてください♡
【デザート休憩】冷凍マンゴーたっぷりのフローズンヨーグルトに夢中
さらにぶらぶらしていたら、目に飛び込んできたのが…カラフルで可愛いフローズンヨーグルトのお店。トッピングの中でも、冷凍マンゴーが盛り盛りになっているメニューがあまりにも魅力的〜
頼んだのは2人用のボリューム満点サイズで(なんと一人用がない!)、お値段はたしか15,000ウォン(約1,500円)くらい。ちょっとお高めではあるけど、フルーツの量と濃厚なヨーグルトのバランスが絶妙で、さっぱりしてて美味しい〜!一口食べたらもう止まらなくて、妹と2人で最後まで夢中で食べちゃいました✨
韓国の「セルフ注文文化」がすごい!
それにしても、韓国のカフェやファストフード、ちょっとしたお店でも注文から支払いまで完全セルフ端末で済ませるスタイルが本当に一般的なんですね…!
今回もこのヨーグルト屋さんに入ったら、人に注文するカウンターはなくて、まずタブレット端末でメニューを選んで、カード決済して完了という流れ。日本よりずっとスマートで、あまりの合理性にちょっと衝撃を受けました️(日本も増えてるけどね)
韓国ではこのセルフ端末のことを「키오스크(キオスク)」と呼び、2020年以降、コロナ対策も相まって急速に普及。
韓国統計庁によると、飲食店の約8割以上が何らかのセルフオーダーシステムを導入しているそうです(参考:통계청(韓国統計庁))
特に若い世代はこのスタイルに慣れていて、注文の効率化・人件費の削減・待ち時間の短縮と、良いこと尽くし。ただ、年配の方や旅行者にとってはややハードルが高い場面もありそうなので、これから旅する人は「セルフ端末での注文もあるかも」と心の準備をしておくと安心かもしれません…あとクレジットカードは必須!
【夜ごはん】鴨肉をジュージュー焼いて、薬味天国!最高の締めディナー️
デザートでひと息ついたあとは、妹おすすめのディナーへ!おなかすいてないけど、目の前にあったら食べちゃうな…という程度だったはずなのに、最終的にはもうモリモリ食べちゃった。笑
この日はなんと…鴨肉(오리구이)を自分で鉄板で焼いて食べる専門店に行ってきました〜!
もうこのお店が天国すぎた…✨鴨肉は柔らかくてえのきと玉ねぎとまざっています。焼いていくと香ばしさが増してどんどん食べちゃう!
そして何が最高って…エゴマの葉、白菜、ネギ、ニンニク、青唐辛子、キムチ、サムジャン(味噌)などなど、薬味や付け合わせがビュッフェ式で食べ放題!テーブルの上があっという間に彩り豊かになって、どの組み合わせで巻いても美味しいから終わりがないもちろん、マッコリやソジュ(焼酎)も注文できて、韓国らしい“焼いて飲んで包んで”のフルコースを堪能しましたしかも激安。ひとり1500円。
ここが人気になりすぎると困るから広めないと地元のひとは言うそうです笑
韓国で人気の「鴨肉料理」って?
韓国では「오리구이(オリグイ)」=鴨の鉄板焼きが根強い人気のメニューらしい。牛や豚よりも脂がさっぱりしていて、しかも「体に良い」とされているので、ヘルシー志向の大人たちや女性客に特に人気なんです✨ ※たぶんこの日食べたのはオリコギ?というものかと思うんだけど、言われるままついていくだけで自分で調べてなくてよく分からない
また、焼肉文化の中でも「サム(쌈)」と呼ばれる野菜で包んで食べるスタイルは、韓国料理ならではの魅力。野菜をたくさん摂れるだけでなく、自分好みの味付けや食感のカスタマイズができるのも楽しいポイントです️
もうこの日は大満足で、お腹も心も満たされて、ソウルの夜にしみじみと感謝…次の日の朝は早朝便だったけど、それでも「来てよかった〜!」と思える旅の締めくくりになりました。ほんの少しの時間でも、思いきって行ってみてよかった〜!
【おまけ】「観光しなきゃ」を手放す
正直に言うと、今回のソウル旅、「これがやりたい!」っていう強い目的があったわけじゃありません。
ソウルってもちろん楽しい都市ではあるけれど、観光地としての見どころという意味では、個人的にはそこまで強く惹かれるものが多いとは思っていません。アートや自然が好きな人には、美術館や緑の多い公園なんかはおすすめできます。でも私は、他の国では寺院やモスクをめぐるのが好きだったりするので、そういう宗教的な空間にあまり触れられないソウルでは、もし一人で来ていたらちょっと手持ち無沙汰だったかも?
だけど今回は、妹という最強の助っ人がいてくれたおかげで、ほんとうに面白い話がたくさんできて、それだけで満足でした。
おしゃれなカフェに入って、だらだら話すだけでも十~~分。それくらいゆるい旅だったから、逆に「何にもしなくて大正解」だったと思います。お腹が満たされていれば、それで十分。そんなふうに思える旅も、悪くないなと感じました。
次はもうちょっとゆっくりしてみたいな〜と思いつつ、とりあえずこの弾丸旅の記録をブログに残しておきます✍️
読んでくれてありがとう〜!