いのこ祭りへ初参加！

こんにちは。ダニーです。11月に入り、秋祭りの時期ですね～♪

信州の実家は地域の公民館が近くだったので、夜になるとお囃子の音が8月頃から聞こえてきていました。
早過ぎないか！？と笑いながら聞いていましたが、練習がない日は今日はどうしたのだろう？と寂しく思ったりも・・・
ずっと聴いてきたからか、縦笛や和太鼓の音って大好きです。

そんな生粋の？祭り好きが、広島に来て初めて知ったお祭りへ参加してきました！
その名も「大イノコ祭り」

いのこ（＝亥の子）祭り自体は、中国地方、京都、愛媛、滋賀と大分の一部では今も行われているようです。
いのこ石に縄を付けて、子どもたちが歌いながらひっぱり、地面をたたいたり上げたりして地域をねり歩く行事のようです。
昔はお餅もついていたとか、配っていたとか。

いのししが多産であることから、子孫繁栄、商売繁盛、五穀豊穣を祝うお祭りだそうです。
また、亥の日にこたつを出すと火事にならない、という言い伝えがあったことからこの日にこたつを出す「こたつ開き」という風習もあったようですね。

そして、今回参加してきた「大イノコ祭り」は
子どもたちによる練り歩きに加え、竹を利用して1.5トンの石を宙に浮かべ、その石で地面をたたく・・・・という従来のお祭りをバージョンアップしているお祭り。

まだまだ知らないお祭りとの出会いにダニーの期待は高まります。
これは行くしかありません！

今年の開催は11/4、5の2日間。
会場は袋町中央公園です。

街中のあまり大きくない公園。その中に竹がこれだけ立っている姿は壮観です。
真ん中には1.5トンのいのこ石が鎮座されています。

近くにはおしゃれなサンドイッチ屋さんやピザ屋さん、また、並ばないと買えないことで有名なベーグル屋さんがあるので食べ物の心配はいりません。
（ダニー家、毎度のことながら、心配性の相方を安心させる為おにぎり＆卵焼き持参でした・笑）

会場でも軽食とビールも楽しめますよ♪
いのししの肉が入ったカレーや豚汁（ならぬ猪汁？）などがあります。

こどもによる練り歩きは13時スタート。
本通の商店街を歩きます。

石は大人の方が持ってくださるので、子どもたちは石をつくのみ。

なんだ、歩くだけであれば、子どもも大変じゃあないのね。
・・・と思ってはいたものの、気がつけばトータル1.5H近くの練り歩き。
疲れますよね。

最後は集中力が持たず、周りの大人たちが促してやっと石を地面につく紐に手を伸ばしていました（笑）
その後、会場に戻り15時からはメインイベントの大いのこがスタートです。

ここでも大活躍の子どもたち。
竹に結ばれている紐を引っ張り、中央にあるいのこ石にくくりつけます。
（石にくくりつけるのは、大人がサポート）

東西南北の4箇所から1本ずつ紐を石にくくっていきます。
36本目を石に結んだあたりから、石が少しずつ動くのが分かるようになってきました。
少し飽きてきた子どもたちもこれにテンションアップ！
紐を引っ張る手にも力が入ります。