こんにちは。
ベタですが、明治・大正時代そして昭和初期の建物は大好物（笑）なDannyです。
（銭湯をリノベーションした昭和レトロなカフェ。尾道の商店街のなかにあります。元は「大和湯」という銭湯をリフォームした喫茶店で、いまの名前は「ゆーゆー」。昔の雰囲気を残した外観で迷うことはなし！ロッカーやタイルなどがそのまま生かされて不思議な空間です。尾道土産の販売もあり。住所・場所〒722-0035 広島県尾道市土堂1-3-20）
今回は旧日本銀行広島支店を見学したときのお話と建築物を巡るイベントのご案内☆
旧日本銀行広島支店は、路面電車車中からも見えるので、立ち入りはしていなくても、見たことがある方は多いことと思います。街中に残っている趣あるあの建物です。
原爆投下地からわずか350ｍの場所に建っていたにも関わらず、倒壊していないとは・・・・！
当時の銀行がいかに強固に作られていたかを物語っていますね。
ワタクシたま～に着物を着るのですが、現代風のものよりも、銘仙などの大正ロマン的な柄や色が特に好みでして・・・
明治、大正、昭和初期の建物と着物の組み合わせが絶対にＫＡＷＡＩＩ！と思っております。
ので、こういった建物は中に入ってみたくて仕方がありません（自分の妄想のために）
今回は近くに用があったため、立ち寄ってみることに。
旧日本銀行広島支店は昭和初期のもので、古代ギリシャ様式。
館内はモダンな作りになっています。
好みにドンピシャ！！これはたまりません！！
1階の入り口を入ってすぐの正面には、受付カウンターが残っています。
ここで業務をしいていたのだなぁ・・・と、感慨深くなります。
天井は吹き抜けとなっていました。
個人的には銀行ってあまり明るい印象がなかったので、意外でした。
この柱の感じとか、いいですよね～
次は地階へ。
厳重な鉄格子。奥に金庫がありました。
竣工当時のものが無傷で健在！
そして2階。
2階支店長室が。
私は見落としてしまったのですが・・・原爆投下時のガラス片で出来た傷を見ることもできるようです。
無料公開だったので、てっきり広島市所有だと思っていたのですが、所有権はいまだに日銀。
そして広島市は無償で貸与されている状態とのこと。
今後も長く保管して、多くの方に訪れてもらえたらいいな・・・と思いました。
私のようなレトロ建築が好みな人のためにも、そして戦争の無残さを後世に語り継ぐためにも。
調べてみると、広島にはこういった歴史ある建物がいくつかある模様。
でも、常に公開はしていなかったり、学びの場だったり、祈りの場だったりで個人での見学は難しそうな建築物も多々・・・
残念・・・と思っていると、飛び込んできた素敵な情報！
10/14~11/12に「たてものがたりフェスタ2017」というイベントが開催されるようです。
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/tatemonogatari/festa2017.html
こちらのイベント、魅力ある建物を国内外に発信するために開催されているとのこと。
更に11/10～12には、アーキウォーク広島さんや広島市が主催する見学ツアーが多く開催されるとか！
レトロ建築や貴重な国宝だけではなく、モダンな美しさの高層ビルなども対象で
常時公開されてはいない場へも入ることができるようですよ。
http://www.oa-hiroshima.org/event/event171111.html
普段は入れない謎のベールに包まれている場所にガイド付きで入れるなんて、とっても贅沢。
個人的には、広島城 二の丸太鼓櫓とか、広島市基町高層アパートのツアーに興味がそそられます。
ご興味ある方は、是非参加されてみてくださいね～♪（Dannyもちゃっかり参加してるかもしれません！）
旧日本銀行広島支店
広島電鉄 袋町駅 徒歩1分（52m）
